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2016/10/04

2016 Jリーグ版 よのなか科実施(名古屋グランパスU13)

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8月3日~9月22日にかけて、名古屋グランパスU13所属選手(20名)を対象にJリーグ版「よのなか科」を実施いたしました。

プログラムの進行役は、チーム統括部アカデミーグループの中井崇之さん。

名古屋グランパスでは、よのなか科の取組みは4年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、クラブがどのようにして成り立っているのか、ということを学びました。ゲスト出演した中林尚夫代表取締役専務からは、クラブが掲げる「愛されたいクラブ宣言」についてお話をいただき、地域と歩むクラブを目指すとともに名古屋から様々なことを発信していきたい、と熱い想いを伝えていただきました。

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、Jリーグの取組みはもちろんのこと、グランパスとして実際に活動していることを、ホームタウン担当の大内田勇貴さんが紹介。中でも、お客様をどのようにしてスタジアムへ集客していくかのメカニズムを、分かりやすく図を使いながら説明していたシーンがとても印象的でした。

第3回、第4回はサッカーに関わる“職業”について考えました。キーワードをヒントに思い浮かぶ職業を時間内で記入する作業をしましたが、やはりサッカー現場に近い職業名が多く、そこで大きな力を発揮してくれたのが選手たちの保護者の皆さんの存在!弁護士や会計士・税理士などといった職業名を挙げていただき、選手たちも感心していました。

毎回恒例になりつつある、ゲストは2名に出演いただきました。最初は、中日新聞社に勤務される淺井俊典さん。記者という立場でサッカーに関わり、自身の仕事の目標や役割をお話いただき、「新聞という媒体は、速効性はないが情報の事実の裏付けをとり、真相を伝えていく存在」と話し、記者としての使命感が伝わってきました。また、「選手はクラブの重要な発信源。話し方や身だしなみなどに配慮できる選手はクラブにとってプラスな存在だと思う」と記者目線としての選手の在り方についても言及していただきました。

2人目のゲストは、クラブで商品企画を担当する吉村一彦さん。現在の職業に就くまでの体験談やなぜ転職してまでこの職業に拘ったのか、という苦労話を含めてざっくばらんな雰囲気で優しく伝えていただきました。また商品企画担当として、どんなグッズがあると嬉しいか?どんな商品だったら身に付けたいか?など、選手や保護者の生の意見をヒアリングする場面もありました。

そして最後の第5回目は「自分のキャリアイメージプランを考える」というテーマ。

サプライズゲストとして、トップチームの矢田旭選手が登場。アカデミー出身の矢田選手は後輩へ向けて、「自分もみんなと同じグランパス育ち。三重県から通っていたことを懐かしく思うが、今感じることは両親をはじめ本当に多くの人の支えがあったからこそ、今の自分がいる。サッカーができる喜びと周囲への感謝の気持ちを大切にしてほしい。また、自分はユースから昇格することができなかった。ただただ、悔しい気持ちしかなく、自分は涙を流すタイプではないが、その時は一人で涙したこともあった。挫折しかかったが、どうしてもサッカー選手の夢を諦めることができなかった。一時、グランパスのことを良く思わない自分もいたが、やっぱりグランパスで育った。グランパスのことが自然と気になっている自分がいた。プロになるなら、“絶対グランパス”という想いが強かった。大学でも苦楽はあったが、その想いがあったからこそ、夢を叶えることができたと思う。みんなにも、夢を諦めず突き進んでほしい」と自身の経験談を踏まえて熱い話を語ってくれました。

最後は、プログラムの進行を務めた中井さんから、「具体的な目標を描くことは大切なこと。目標から逆算して今何をしなければいけないか。常に考えながら行動してほしい。そして、自分の考えや想いを素直に表現でき、発信力のある選手を目指してほしい」とエールを送り、「よのなか科」の全日程が終了しました。

選手たちは、この「よのなか科」を通じて、明確な5年後の目標へ向けて、今何をしなければいけないのか、何が必要なのか、“考える”ひとつのきっかけになったのではないでしょうか。この選手たちの中から、近い将来にでも「よのなか科」にサプライズゲストとして登場してくれることも期待しつつ、これからも温かくサポートしていきたいと思います。

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写真提供/名古屋グランパス

 

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