11月18日(金)、FC琉球 トップチーム選手を対象に「メディア・コミュニケーション研修」を実施いたしました。
講師は、潮 智史さん(朝日新聞社スポーツ部記者)。
まず、メディア・コミュニケーション研修を行うにあたって、選手一人一人のメディア対応が、自分の価値を高めるだけでなくクラブの価値を高めることにつながり、ひいてはクラブの経営にも影響する重要なポイントについて確認しました。
次に、ポジション別に状況を設定し、ツイッターの要領で140字ぐらいのコメントを考えるウォーミングアップトレーニングを行いました。
そして、潮さんから、メディア対応は一方的に発信するものではなく双方向のコミュニケーションであること、メディアの向こうにファンやサポーターがいて人柄や人間性も伝わること、選手はサッカーの面白さを語る責任があることなど、メディアとの向き合い方についてアドバイスをいただきました。
最後に、潮さんのインタビューに応える実践トレーニングを行い、研修は終了となりました。
参加した選手からは「メディア対応について考えることが多かったのでこのような学ぶ機会があってよかった。いつも決まったような〝応援よろしくお願いします”はこれから使わないようにしたい。自分の素直な気持ちを周りに配慮しながら話していこうと思います」「普段おろそかにしそうなメディア対応の重要性や必要性がしっかりと理解でき今後に生かしていきたいです。メディアの気持ちがわかってよかった」「今後メディア対応のときはよりサッカーのことを理解してもらえるような返答をしたいと思います」「普段のインタビューはありきたりなことを言っているので少し変えたいと思う。自分の考えを言葉にするのは大切だと思った」などの感想が寄せられました。
写真協力/FC琉球