8月6日（日）、カマタマーレ讃岐U-18の選手21名を対象に「コミュニケーション研修」が開催されました。
講師は、メディア・トレーナーの片上千恵さん。多くのＪクラブでメディアトレーニングやコミュニケーション研修の講師をお願いしています。
まずは、コミュニケーションの重要性を体感するためのアイスブレイクを行いました。お題をもとにいろいろな人とコミュニケーション取りながら、自分のイメージと近い人を探していくというゲームで、イメージを共有することのむずかしさを体感しました。
片上さんから、今回の研修は「自分の意見を自分の言葉で伝えよう」「相手を思いやりながらコミュニケーションを取ろう」の２点を大事にしていこうというメッセージがあり、研修が始まりました。
まずは、自分の意見を自分の言葉で相手に伝わるように話をするためには、結論から話す、理由を伝える、もう一度結論を言うという方法で伝えるとわかりやすいということを学び、論理的に話をするトレーニングを全員で行いました。
また、同じ内容を話す場合でも、視線、立ち方、声の大きさなどによって、印象がまったく変わることも実践を交えながら学びました。
最後に、「絵を分析する」という難しい課題にチャレンジ。この絵からどういうメッセージが読み取れるか、それはなぜかを考え、作者の意図やタイトルを導き出していきました。
参加した選手からは、「自分の意見を相手に伝えることは思っていたより難しいことに気がつきました。これからは相手に伝わりやすいかどうかを意識しながら話をしていきたいと思います」「しぐさ、声の大きさ、立ち姿を気にして話すことで印象を良くすることができると学びました」「コミュニケーションは今後生きていくうえでとても大事なことというのがわかりました。自分の意志をわかってもらうためには言動や態度で示さないといけないということがよくわかった」などの感想が寄せられました。
写真協力／カマタマーレ讃岐
