5月30日（水）、湘南ベルマーレトップチーム若手・新人の選手10名を対象に「マナー・コミュニケーション研修」が実施されました。
講師はJリーグトップパートナーである株式会社アイデム 人と仕事研究所のパートナー講師を務める橋本友さん。新人研修を始め、これまでにも多くのJクラブで講師を務めていただいています。
講義ではまず、普段なかなか見ることのできない「自分自身の姿」の現状を認識するため、ビデオカメラに向かって自己紹介を行い、その映像を確認するところからスタート。それぞれ自分ではハキハキと話しているつもりでも、実は聞きづらかったり相手に好印象を与えられていなかったりと、はじめに課題を把握しました。
その後、一つの行為が全てを台無しにしてしまう「接遇の公式（100-1=0）」や第一印象の重要性を学び、その上で印象をよくするための表情作りやよい姿勢、お辞儀の練習を実施。そこから名刺交換のマナー、応接室での座り方などビジネスマナーの実践を行い、選手達は初めての体験にも積極的に取り組んでいました。また最後にはコミュニケーションにおける「聴く」技術を習得。どのように反応を示せば話し手からより多くの言葉を引き出せるか、相槌の打ち方や質問の仕方を学びました。
終了後、選手たちからは「あいさつ一つとっても少し修正するだけで大きく印象が変わることを実感できた。これから多くの人と会う機会が増えると思うので実践していきたい」「名刺交換などしたことがなかったが今回の研修でマナーを理解することができた。今後に生かしたい」「自己紹介で自分の名前を言うのに早口になってしまうことに気づいたのでゆっくりはっきり言っていきたい」などの感想が寄せられました。
選手は今回の研修の実践篇として、6月下旬に湘南ベルマーレのスポンサー企業へのインターンシップに参加する予定です。実際に社会との接点を持つことでさらなるマナー・コミュニケーション技術の獲得を目指します。
写真提供／湘南ベルマーレ
