6月20日（水）、湘南ベルマーレ・トップチーム若手・新人選手10名を対象にクラブスポンサー協力のもとインターンシップ研修を行いました。今回は「JOURNAL STANDARD relume 湘南店」に山口和樹選手と金子大毅選手、「ホテルサンライフガーデン」に鈴木国友選手と新井光選手、「ネッツトヨタ湘南 平塚店」に石原広教選手と後藤雅明選手、「SPORTS PRO SHOP B&D 本厚木店」に坂圭祐選手と真田幸太選手、そして「セブン-イレブン 平塚天沼店」に松田天馬選手と杉岡大暉選手が訪問し、研修を実施しました。
選手達は各研修先で、事前研修として行った「マナー・コミュニケーション講座」で学んだ名刺交換や挨拶の仕方などを実践し、お世話になる店舗スタッフの方やお客様とコミュニケーションを図りました。普段なかなか経験することのない接客業務も、常に笑顔でお客様と接したり、自ら積極的に声をかけ商品説明をしたりと、前向きに取り組む選手達の姿が印象的でした。また「ホテルサンライフガーデン」での研修では、普段自分たちがゲストとして使っているベッドのメイキング業務を体験。想像以上の重さや技術的な難しさに試行錯誤を繰り返し、自分たちが普段受けているサービスがどのように成り立っているかを実感しました。ほかにも各訪問先で実際にスタッフの方が受ける研修を施してもらうなど、一社会人としての経験を重ねることで、はじめは戸惑い混じりだった選手達も終盤にはキビキビした動きで業務にあたっていました。
研修後、選手達は、「大好きなサッカーを仕事にできていることが幸せです」「湘南ベルマーレをサポートして下さる方々の想いが伝わってきました」「お客様の為に仕事をするというのは大変なことだと感じました」「サッカーで恩返ししたい」など、それぞれに感想を語りました。
アルバイト経験もない選手達が多い中、湘南ベルマーレの為に仕事に取り組んでいる人達の気持ちを感じる機会となり、また一人の社会人としてのあるべき姿への理解を深めることで、よりサッカーを通し社会へ恩返ししていこうと感じることができた意義のある研修となりました。
写真提供／湘南ベルマーレ
