2018年6月24日(日)FC琉球U-18・FC琉球U-15を対象に「スポーツ栄養講座」が開催されました。
講師は、神戸女子大学准教授の坂元美子先生。坂元先生は野球やサッカーをはじめ多くのトップアスリートの栄養管理を担当されています。
坂元先生にお越しいただき、U-18、U-15の選手、保護者の方に「トップアスリートを育てる食事」について講義をして頂きました。
試合でパフォーマンスを発揮するために、筋力・瞬発力・持久力・判断力・集中力・免疫力が必要になり、一つでも欠けていれば力が発揮できない。そのために栄養素が必要でバランスの良い食事を心がけましょうという説明をしていただきました。
バランスの良い食事を摂るために五大栄養素が必要になり、五大栄養素をとるために何を食べればいいのか、なぜバランスがよくなければいけないのかという事を細かくお話ししていただきました。
スタッフとしても現在のグラウンド状況・練習場所等の関係で練習後30分以内に食事をとる事が出来ず、プロテインを飲ますのかなど思考していましたが、育成年代では、まずは、3食バランスの良い食事をしっかりととれば、体内に筋肉のエネルギーを源を蓄えておくことができ練習後のゴールデンタイムをカバーできることを学びました。
遠征先ではまだまだ食事がしっかり食べられない選手も多く、日々の生活からも感じていました。今回、選手と保護者が共通の理解をもち、特に、朝からしっかりと食事をとる事を理解していただきました。
研修終了後、保護者の方々からも今回の栄養講習会はとても勉強になった、改善していきますという声もいただきましたし、翌日には選手が納豆を食べるようになりましたとの言葉もありました。チームには小さい選手や細い選手が多く、今後チームとしても、食事に対してしっかりとアプローチしていきます。
写真提供/FC琉球