8月9日(木)、ＦＣ東京U-18の選手34名を対象に、講師の片上千恵さんをお招きし「ロジカル・コミュニケーション研修」を実施しました。
始めに、片上さんからは、「ＦＣ東京の所属選手として自身の置かれた立場を自覚し、自ら発信する責任と影響力を理解すること」、更に「物事を論理的に捉え、説明できるコミュニケーションの基本的なスキルを習得すること」という研修の目的の説明があり、研修が始まりました。
まず、コミュニケーションの重要性、コミュニケーションのスタイルの話がありました。その中で日本はハイコンテクストなコミュニケーションが特徴だが、グローバル化の現代ではローコンテクストなコミュニケーションが主流で、ロジカルに説明できる技術が必要であるということを学びました。
その後、「意見を述べてから根拠を説明する」というルールの中で、片上さんからの質問に答えるトレーニングを全員で行い、どのように伝えたほうが有効か考えながら、「ナンバリング」や「オリジナルの補足」などの上達のポイントや「きく態度」の重要性も教わりました。
次に、6人グループに分かれ、一人ひとりが自己紹介をして振り返りを行なうという実践を行ないました。最後はグループの代表がみんなの前で発表し、撮影された映像を見てみんなで振り返り、良かった点、課題点を話し合いました。普段、自分で自分の姿をなかなか見ることができないので、選手たちはより客観的に自身の状況を確認できていました。
今回の研修を通して、選手たちは言葉の重要性を感じ、改めてコミュニケーションの大切さ・難しさを感じとっていました。この研修の成果をピッチ上に繋げていけるように、引き続きチームとして取り組んでいきたいと感じました。
まずは大きな声での挨拶から！！
写真提供／ＦＣ東京
