8月10日（金）、カマタマーレ讃岐U-18を対象に「コミュニケーション研修」が開催されました。
講師は、メディア・トレーナーの片上千恵さん。多くのＪクラブでメディアトレーニングやコミュニケーション研修の講師をお願いしています。
まずは、同じものを見ても自分と他者の見え方が違うという事を認識する所から始めました。シンプルな騙し絵でしたが、目の付け所の違いで見ている物が同じでも受け取り方は違うという事を体感する事が出来ました。
片上さんから、今回の研修は「自分の意見を自分の言葉で伝えよう」「相手を思いやりながらコミュニケーションを取ろう」の２点を大事にしていこうというメッセージがあり、研修が始まりました。
まず、自分の意見を自分の言葉で相手に伝わるように話をするためには、結論から話す、理由を伝える、もう一度結論を言うという方法で伝えるとわかりやすいということを学び、論理的に話をするトレーニングを全員で行いました。
また、同じ内容を話す場合でも、視線、立ち方、声の大きさなどによって、印象がまったく変わることも実践を交えながら学びました。その後、話を聞く側の行動も実践を交えながら学びました。
最後に、まとめとして今日学んだことを総動員して自己紹介に挑戦しました。選手はそれぞれ今日の学びの上に各自の特徴を出した自己紹介を行っていました。
参加した選手からは、「話す時の姿勢や声のトーンによってその人の印象や相手への伝わり方が違う事が分かった」「普段の自分がいかに具体性を持って話が出来ていないかを実感しました」「自分には必要と感じた事が多くあったので、今後の生活で実践していきたい」などの感想が寄せられました。
写真提供／カマタマーレ讃岐
