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2018/09/19

「リスクマネジメント研修」開催(ロアッソ熊本)

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9月13日(木)ロアッソ熊本・トップチーム全選手を対象に「リスクマネジメント研修」が開催されました。

講師は、千田直人氏(プリンシプル・コンサルティング株式会社 代表取締役)。Jリーグの新人研修でも講師を務めていただいています。

今回の「リスクマネジメント研修」は、Jリーグに所属するチーム・選手としてどんなリスクがあるのか、どのようにセルフマネジメントすれば良いのか。リスクは生活する上で必ずあり、それを回避する術を身につけていることが大事である。また、何か事象が起こってしまった時にどのように振る舞い、対処するのか。1人の人間として、サッカー選手として「間違い」を起こさないことを選手たちに認識してもらうことがこの研修の目的でした。

講義の内容は、まず自分たちがプロとしてサッカーをできるのは誰のおかげなのか?を選手たちに問いかけていただき、多くの人たちにサポート・応援していただいていることを再認識させてくださいました。その後、近年スポーツ界で取り沙汰されたスポーツ選手に関する不祥事事案を題材にしながら、なぜこうなったのか、どう対応すれば良かったのか、どう処理すれば良かったのか、選手に質問しながら選手たちに考えることを促しました。「リスクマネジメント」の基本ポイントや、不正の3要素(動機・機会・正当化)、「断る勇気」「打ち明ける勇気」といった心構え、ハインリッヒの法則(ヒヤリ・ハット)、SNSや反社会的勢力や女性問題など様々なリスクに対しての対処法を解説していただきました。また、サッカーと関連づけて「リスクマネジメント」の大切さを再認識させてくださいました。

参加した選手たちからは、「当たり前のことだが改めて気をつけていこうと思った」「リスクマネジメントは自分の思考次第」「周りの支えがあってこそ、感謝の気持ちを忘れない」「自分がどのようなリスクと隣り合わせになっているのか改め理解した」「不祥事は自分だけでなく、多くの方々を巻き込んでしまう」「ヒヤリ・ハットをした時は、改めて気をつけなければいけない」「改めて自分の立ち居振る舞いを考える良い機会になった」「起こってしまったら、その後の対処が大事」「リスクマネジメントはサッカーのプレーに通ずる」など、自分たちの立ち位置を再認識し、新たな発見があり、改めてJリーグ選手としての振る舞いに気をつけなければいけないと自覚できる時間となりました。

写真提供/ロアッソ熊本

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