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oita

2018/11/12

2018Jリーグ版よのなか科 実施報告(大分トリニータU-14大分、U-14宇佐)

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2018年8月25日〜10月6日にかけて、大分トリニータU-14(大分、宇佐)の所属選手32名を対象にJリーグ版よのなか科を実施しました。

本プログラムはトップチーム通訳兼副務の洪正樹(ホンジョンス)が進行役を務めました。

Jリーグ版よのなか科では、5回に分けてクラブの経営、Jリーグの理念、Jリーグに関わる職業、職業の「意志」「役割」「能力」について、5年後のキャリアプランを考えます。

第1回ではたくさんの保護者も参加したなかで、選手達は学校では経験出来ない環境で授業内容を聞き、初めてクラブの経営状況を学んだ事で自クラブへの関心が高まり、クラブへの感謝やクラブに関わる方々への気持ちが増した様子でした。また、榎 徹社長からトリニータのために何が出来るか、一人一人が日頃から何をすれば貢献出来るか考えられるように自覚を持って日々を過ごしてもらいたいと熱心に話して頂きました。

第2回ではJリーグの理念があるなかで、クラブとしてホームタウン活動をすることにより大分の活力に貢献していることを学びました。なかでも子供たちは双方の立場になって考えディスカッションする内容があり、相手の立場で考える事の大切さを学ぶ事が出来ました。

トップチームの選手がグラウンド上だけでなく、グラウンド以外でもクラブの代表として様々な活動をしていることを知り、子供たちもクラブを意識した役割や行動、振舞いをする事でジュニアユースの立場として貢献したいという想いになりました。

第3、4回では中学2年生ながら職業に触れることで職業の多種多様性を知り、自分の職業に対する価値観を養いました。様々な職種を知ることで、子供達がクラブや沢山の方々に支えられていることを知るきっかけになりました。

また、サッカー産業の仕事のみならずどんなことにでも意志、役割、能力が存在することを知り、自分の立場や役割を客観視し、役割と能力に対してギャップを分析することで自己能力開発を行い、自分の意志を具体化していきました。

授業の最後にはゲストティーチャーとして社内から広報担当の古澤進二さんと、社外から、大分ではブルーポイント鍼灸整骨院の院長の李栄埰(リ・ヨンチェ)さんを、宇佐では同整骨院から取締役の齊藤克己さんをお招きしました。

古澤さんは入社から20年が経ち様々な経験をしていることから、色んな視点でお話しを頂きました。また、どんな事にもやらず嫌いを無くすことを教えてくれ子供達に諦めないことの大切さを語ってくれました。

李栄埰さんは意志、役割、能力の観点から何事にも努力無しでは叶わないと話しました。この3つの観点がより大きくなるように日々努力をして目標に向かって欲しいと力強く語ってくれました。

宇佐でお話いただいた齊藤克己さんは、過去に大分トリニータのトレーナーとして働かれており、当時の環境や選手との日常を話してもらいました。齊藤さんは仕事への向き合い方を常に選手のために、24時間365日サポートしており子供達は1年間ほぼ休みの無い勤務だったことを知り、仕事の大変さと選手に対しての姿勢を感じて、自分達もしっかりとした意志が無いといけないんだということも学びました。

第5回ではこれまで学んだ集大成として、5年後の自分のキャリアイメージプランを作成しました。ここではサッカー選手としての自分自身の意志、役割、能力の視点で可視化するとともに、自分自身を客観視することを意識しました。またプラン完成後にグループで共有、グループ代表が全員の前で発表し、全体でお互いの価値観や考えを共有しました。

最後にトップチームからアカデミー出身でもある國分伸太郎選手が特別ゲストとして参加してくれて子供達に自身の経験を話してもらい子供達にアドバイスをしてもらいました。

國分選手から「自分はこれまでを振り返ると進路の選択肢がいくつかある中で、第1希望は通らず常に第2希望で来ていた。第1希望が駄目だったからといって諦めるのではなく、その時に努力をすれば必ず次に繋がり自分の未来を切り開いていける」と自身の経験から子供達に熱く伝えてくれました。

子供達は全授業の振り返りで、これからクラブやそれ以外の方々への感謝の気持ちと、相手の立場をしっかり考えて行動することや、自分の意志を大きく持つことで役割を与えられ、能力を身に付けたいと決意していました。

選手達は、第1回から5回までプログラムに対して学ぶ姿勢に変化があり、聞きながら記入すること、他の人の意見を聞くこと、共有して自分の納得いく意見を持つことなど、よのなか科だからこそ学べたことが多く成長を自ら感じていました。

今回の授業をきっかけに日頃の練習に対しての意識の変化や、相手を思う気持ちなど、上を目指す上で無くてはならない事から実りある時間を過ごしました。

よのなか科で学んだことを種にこれからはプロサッカー選手を目指す中で、上を目指す努力と感謝の気持ちを忘れないよう、今後の彼らの更なる活躍を願うと同時に、クラブとしても素晴らしい選手へと成長できるように支えていきたいと思います。

写真提供/大分トリニータ

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