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cosaka

2019/02/26

2018Jリーグ版よのなか科実施(セレッソ大阪和歌山U-13)

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セレッソ大阪和歌山U-13では、2018年8月~12月にかけて「Jリーグ版よのなか科」を実施しました。

ファシリテーターは、同クラブ和歌山ジュニアユースコーチの茶野裕史さん。

「Jリーグ版よのなか科」とは、プロの競技者を目指す人材にとって適切な“キャリア”についての考え方や心構え、社会人として適切な就労観や職業観の醸成を目的に実施するもので、将来、地域で活躍、貢献できる人材の育成を目指すプログラムで、昨今社会で求められている「コミュニケーションスキル」や「生きる力」を養うことを目的としています。

・第1回「Jクラブを取り巻く“お金”から仕組みを考える」8月18日(土)

・第2回「Jリーグが目指すものを考える」8月19日(日)

・第3回「Jリーグを取り巻く職業を考える」11月4日(日)

・第4回「職業の“意志”“役割”“能力”の関係を考える」11月4日(日)

・第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」12月1日(土)

中学1年生の選手にとっては非常の難しいテーマの数々でしたが、自分が関わっている“サッカー”に関連するものばかりだったので積極的に学び・取り組んでくれました。

また、このプログラムでは様々なグループワークの取り組みを実施しました。第1回ではグループでクラブ経営に役立つ事業の提案、第2回ではテーマ別に賛成・反対に分かれてディベートを行いました。サッカーの中で必要な考えることや仲間と協力すること、相手の意見に耳を傾けつつ、自分の意見も発することなど、違った方面から学ぶことが出来ました。

そして最終回・第5回で「自分の5年後の将来設計(キャリアデザイン)」を行いました。プロになりたい!と簡単にいう中学生に対して、では「どんな選手になりたいの?」「周りの人にどう思われるような選手になりたいの?」「5年後どんな意志(目標)を持っているの?」など、より具体的に「どんなプロサッカー選手」になりたいのかというものを掘り下げて、鮮明な目標に向かって努力していってもらいたいというのが目的です。

今までぼんやりと考えていた目標を具体的に言葉でワークシートに書く作業は非常に難航しました。しかし、“自分自身の将来のこと”と選手たちが主体的に捉えることができ、積極的に取り組むことが出来ました。また、一人ひとりみんなの前で発表し、想いを共有する時間も作りました。みんなの前で自分のことについて話すということでうまく進まないかと思いましたが、こちらが驚くほどしっかりと発表をしてくれました。第1回から人前に出て話すことを意識して発表させていた成果と、選手たちがプロサッカー選手を目指す想いを感じることが出来ました。

最後にアカデミー出身選手の秋山大地選手、丸橋祐介選手、杉本健勇選手にビデオメッセージを頂きました。5年後プロになっていることを想像して取り組んだグループワーク後のトップチームの選手たちの言葉だったので、アカデミーの選手たちはより熱心に耳を傾け聞いていました。トップチームで活躍する選手たちのジュニアユースでの経験や苦労した話などは、今の中学生にとって非常に学びになることが多かったようです。

アカデミーの選手たちがこれからプロサッカー選手を目指す上で、自分自身の努力はもちろんですが、色々な方々の関わりやサポートはなくては成らないものです。クラブの関わり、指導者の関わり、学校の関わり、保護者の関わり……。色々な関わりの中で選手は努力してプロサッカー選手を目指しています。時にそのことを忘れてしまうことも様々な事情や思春期などの成長の過程で避けられない選手もいます。このよのなか科の取り組みを通して、改めてアカデミーの選手に感謝の気持ちを生み、人としてもサッカー選手としても一回りも二回りも大きく成長してこれから歩んでいってほしいと思います。

写真提供/セレッソ大阪

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