6月26日（水）、ファジアーノ岡山トップチーム全選手を対象に、SNS研修を開催しました。
講師は、水口麻希子さん（アジャイルメディア・ネットワーク株式会社）。Ｊクラブにソーシャルメディアがもたらす影響やリスク・効果的な活用法を伝える活動のほか、一般消費財メーカーなどの多岐に渡るクライアントに対してのプロモーション・マーケティング支援も行なっている方です。
今回の研修ではまず、『SNSとは何か』『SNSとソーシャルメディアの違いは何か』といった基礎的な話から始まり、その後はSNSを利用することのメリット・デメリットを学びました。また、SNSを利用する際のリスクについては、著作権・肖像権、ステルスマーケティング、『いいね』や『RT』などに関する理解と、それらにまつわるトラブルの可能性を挙げ、その具体的な対策についても学びました。
その後、選手自身やクラブの価値を高める投稿というのはどういうものかを、事例を交えながら説明していただきました。事例は、自クラブ・他クラブ双方の選手の投稿が紹介される中、岡山の選手の投稿が紹介されると会場は和やかな雰囲気となりました。
研修の最後に、SNS活用のワークショップとして、TwitterやInstagramにおける『価値を高める投稿』を、選手として・人として（プライベート）の２パターンで考え、それをグループに分かれて共有しました。ユニークな案には笑いと賞賛の声が上がる一方で、「○○（選手名）ならもっとアップの自撮り写真を使ったほうがファンから喜ばれるんじゃない？」といったアドバイスを受ける選手もいました。
研修後、選手からは「とても楽しかったし、投稿時の注意点やコツなどを知れてよかった」「研修を受けて、自分の投稿をもっと良いものにできると思った」「これまでも投稿前に３回は見直してリスク管理をしていたが、スポンサー配慮などの意識が薄れてきていたので、このタイミングで再確認できてよかった」「画像の使い方など、知らないこともあったので勉強になった」「SNSを通じて、もっと自分の価値を高めることができると感じた」など、ポジティブな感想が多く寄せられました。選手たちは、SNSを利用する際のリスクや影響力の大きさを再認識するとともに、研修を通して新たな学びを深め、充実した様子で研修を終えました。
写真提供／ファジアーノ岡山
