7月28日（日）、カマタマーレ讃岐U-15・U-14選手を対象に「コミュニケーション研修（ロジカル編）」が開催されました。
講師は、Ｊリーグトップパートナーである株式会社アイデム 人と仕事研究所のパートナー講師である佐藤三佳さん。新人研修をはじめとして多くのＪクラブでコミュニケーション研修の講師をお願いしています。
まずアイスブレイクとして、伝える力をチェックするための演習を２人１組で行いました。自分の伝える力が試される演習で、選手達が、何を、どのように伝えれば良いのか、難しさを理解したところで講義が始まりました。
講義では、グループワークや、ゲームを通じて、２つのことを学びました。
①伝え方の３つの手法
自分の言葉で相手に伝わるように話をするためには、まず結論から話し、何故その結論になったのかを、複数のポイントに分け、背景、理由、主張を伝え、もう一度結論を言うという方法で伝えると、相手に分かりやすい（ホールパート法、ナンバリング法、プレップ法）。
②相手（聞き手）のことを考える
相手もまた、それぞれの価値観を持っているので伝えたい内容が、話し手の伝え方で違う捉え方をされ相手に戸惑いをあたえないように、何を話すのかを分析し、事実と感情を切り分け相手に伝えること。
最後に、講義で学んだことの集大成として、選手自身がこの夏の目標や課題をプレップ法を使って発表し、佐藤先生から一人ひとりアドバイスを頂きました。
選手からは、「話す順番の大切さを学べた」「相手の気持ちを考えること」等感想が寄せられていました。講義を受け、選手だけではなく、指導者も含め、論理的に話す力、聞く力もトレーニングし、サッカー選手、一人の人間として成長していきたいと思いました。
写真提供／カマタマーレ讃岐
