８月20日（火）、京都サンガF.C.トップチーム選手・スタッフを対象にＳＮＳ研修が開催されました。
ＪリーグのＳＮＳ研修の講師は、上田大介さん。Ｊリーグのみならずさまざまなスポーツ選手向けにソーシャルメディアがもたらす影響やリスク・効果的な活用法を伝える活動を行っています。
研修の冒頭に、サッカー選手のもつ影響力の大きさの話がありました。ＳＮＳの研修ではありましたが、それだけではないスケールの話に選手たちは一気に惹きつけられた様子でした。
まずは、ＳＮＳに関するリスクについて学びました。ＳＮＳというものは、伝え方によって印象が180度変わってしまうため、誤解されるような行動はとらないこと、サッカー選手と一般の人がつながるということは悪い面もあるということを、実際の事例を聞きながら再確認しました。そして、ＳＮＳを有効活用するためにも、まずは準備と対策をしっかりしておくことの必要性を改めて理解しました。
次に、この研修の一番の目的である、ＳＮＳを活用してサッカー選手としての価値を武器に変える方法を学びました。自分のＳＮＳを利用し価値を上げる方法、また、周りの人たちのＳＮＳを使って価値を上げる方法を、実際のスポーツ選手の実例をもとに教わりました。
サッカー選手とは常にエンターテイナーであり、自分のソーシャルメディアをコントロールすることの重要性、そして自分が見せたいものとファンが見たいものには違いがあり、ファンが見たいものを見せてあげることが大切であるという話が印象に残りました。
研修後、選手からは「ＳＮＳについて改めてメリットやデメリットが勉強できて良かった」「サッカー選手としてのＳＮＳの影響力は、プラス・マイナス共に自分の想像を超えているものだと改めて気付かされた」「自分ではなかなかＳＮＳで発信できていなかったが、周りをうまく利用できるということを知り、今後活用していこうと思った」「今後はぜひ自分とクラブの価値をあげていけるように取り組んでいきたい」などの感想が寄せられました。
この研修を通して、改めてサッカー選手としての価値の高め方を学ぶことができ、選手・スタッフ一同大変充実した時間となりました。
写真提供／京都サンガF.C.
