10月10日(木)から10月30日(水)にかけて、サンフレッチェ広島、ジュニアユースU13所属の18名を対象にＪリーグ版よのなか科を実施致しました。
プログラムのファシリテーターは、U13担当コーチの遠藤真仁さん。
全5回のプログラムの中で、プロサッカー選手になるために必要な知識を学んでいきました。また、同時に思考力のトレーニングやグループワークも取り入れ、サッカーの上達にも繋がる、考える力や、他の人の意見に耳を傾けることへの重要性を説いていきました。最後の第5回目では、5年後の自身のキャリアに向き合い今後の活動に活かしてもらえればと考え進めていきました。
育成・普及型クラブを掲げるサンフレッチェの強みもあり、ゲストの皆様が意欲的に関わってくださいました。
第1回目では、山本拓也社長からクラブ経営の話はもちろん、育成・普及型クラブを掲げる、サンフレッチェ広島の想いや歴史を選手達に強烈に伝えていただきました。
第4回目では、有木陽祐さん(顧客戦略部)を招いて、クラブに関わる職業として、お話をしていただきました。仕事内容だけではなく、クラブ愛や生まれ育った広島への想いもお話を頂き、選手達も真剣な眼差しで、話を聞き入っていたのが印象的でした。
そして、第5回目には野津田岳人選手、川辺駿選手にお越し頂きました。二人ともジュニアユース→ユース→トップチーム昇格を経験した選手。憧れの選手の激励に、胸を熱くした1日になったことと思います。「一日一日を大切に頑張ること」。当たり前のことかもしれませんが、ジュニアユース時代の話も交えていただき、U-13の選手達にとっては説得力のあるものになりました。最後には、「5年後、2024年に完成予定の新スタジアムで、共に戦う」ことを約束し、終了となりました。思い出深い一日になったことでしょう。
また、ゲストの方々だけでなく保護者の皆様も毎回多くの方にご参加いただきました。多くの関わりをしていただき、より良い時間を過ごすことができました。
このプログラムを通じて、競技者である前に大切な、人間形成の部分に少しでも働きかけが出来たのではないかと思います。今後の選手達の更なる成長が楽しみです。
引き続き、選手達のサポートをしていきます。
写真提供／サンフレッチェ広島
なお今回は、２０１９年度Ｊリーグ版よのなか科ファシリテーター養成講座の一環として開催されました。
