愛媛ＦＣ U-14選手を対象に『キャリア・デザイン・サポートプログラムJリーグ版よのなか科（全5回）』を2019年度も実施致しました。
プログラムの進行役は、愛媛ＦＣ U-15 新居浜コーチ藤 直也さん。
下記の日程で開催されました。
・第1回：9/23(月)『Ｊクラブを取り巻く”お金”から仕組みを考える』
・第2回：10/6(日)『Ｊリーグが目指すものを考える』
・第3回：11/17(日)『Ｊリーグを取り巻く”職業”を考える』
・第4回：11/17(日)『職業と「意志」「役割」「能力」の関係を考える』
・第5回：11/23(土)『自分のキャリアイメージプランを考える』
第1回では、お金について考え、愛媛ＦＣの”収入”と”支出”がどのようになっているのかを知り、クラブを存続していくためにはどうしたらいいのか選手自身が社長になりきり考えを出しました。また、第1回目のゲストとして株式会社愛媛ＦＣ取締役 芥川正秘さんから愛媛ＦＣの経営に関する考えや、どのような取り組みを実行しているのかわかりやすく熱く語っていただきました。
第2回では、Ｊリーグが目指すものはなんなのかを考えました。Ｊリーグが取り組んでいること、愛媛ＦＣが取り組んでいることを確認することで、Ｊリーグが何を目指しているのか感じることができたと思います。また、自分達に出来る事は何かについても考え、愛媛ＦＣの一員であることを自覚できました。
第3回、4回は”職業”に関する内容でした。サッカーに関わる職業はどんなものがあるのか、自分はどんな職業に興味があるのか知ることができました。そして、”意志””役割””能力” という言葉を使い、社内ゲストの事業統括部 小玉桂造さんと社外ゲスト 株式会社フクヤスポーツ・熊 三史郎さんから職業に対する熱い思いを直接お伺い出来ました。
第5回は、自分の5年後のキャリアイメージプランを考え、グループで・全体で共有することでお互いの価値観を知ることができました。また、「考えること」「他者の意見を受け入れて新たに考えを生み出すこと」、「発表の仕方」など、これまで積み重ねてきたものを感じる第5回となりました。また、自分が理想とする選手を可視化することで、今からやらなければならないことを整理できたのではないでしょうか。
選手達はこのよのなか科を通じ、Ｊクラブを取り巻く様々な側面を学ぶことによって、自分の将来を考える意識が高まりました。と同時に、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったようでした。
このよのなか科をきっかけに、彼らの意識が変わりこれからのサッカー人生を豊かにしてくれることを期待します。
と同時に、彼らの成長を日々サポートしたいと思います。
写真提供／愛媛ＦＣ
なお今回は、２０１９年度Ｊリーグ版よのなか科ファシリテーター養成講座の一環として開催されました。
