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人材育成

mito

2021/12/27

2021Jリーグ新人研修 地域ボランティアレポート  (三國 スティビアエブス、藤尾 翔太、山田 奈央)

2021年11月12日(金)、25日(木)の2日間、茨城県立桜ノ牧高等学校常北校にて三國 スティビアエブス選手(両日参加)、藤尾 翔太 選手(両日参加)、山田 奈央 選手(12日のみ参加)、他2名の選手が、2年生25名を対象とした探究の授業に参加しました。

授業は、キャリア探究プログラムと銘打ち、地域で働く大人の仕事を知り、高校生の皆さんの将来(=働くこと)について、考えるきっかけとすることを目的とし、更には地元・城里町の魅力を再発見し、自分たちの街への興味・関心を持つ機会となるよう試みました。

選手は、高校生が将来を考えるためのサポートを務めました。社会人のみなさんがどのような仕事をされているか、またその仕事に対する想いや仕事観を引き出す役割です。授業の最後、選手は自身の仕事に対する取り組み方や、仕事に対してのやり甲斐、苦しいこと等を生徒や先生方、社会人のみなさんに発表しました。

◎選手のコメント
三國 スティビアエブス 選手
授業を通じて、普段あまり関わらない仕事のお話を聴くことができて、自分の新たな知識になった。また商品を広めていく活動をしていると聞き、自分達と少し似ているところもありとても参考になった。最初から上手く行くことはほとんどなく、地道に失敗を重ねながら続けていく大切さを学ぶことができました。また、自分自身の仕事への想いについても考える機会となりました。どういう想いで働いているかというと、1つは、お金を稼ぐこということはあります。もう1つは、最近子どものスポーツ離れが進んでいると思っていて、それを変えたいという想いがあります。自分たちが頑張っている姿を見てもらって、どんなスポーツでもいいので、スポーツをやるきっかけを与えられたらなと思います。この日本を、スポーツをやっている人でいっぱいにしたいというのが自分の強い想いです。

藤尾 翔太 選手
授業を通じて、自分自身の仕事への想いを考えるキッカケになりました。どういう想いで働いているかというと、お金を稼ぐということは大前提としてあります。しかし、今日、僕のゴール映像を生徒の皆さんに見てもらって、ちょっとでも嬉しかった、元気をもらえたというのを聞いて、それが僕がこの職業で働いているひとつの理由なのかなとも思いました。まだまだ水戸ホーリーホックを知らない人が多いと思いますが、これを機により多くの皆さんに見てもらいたいと思います。そして、この授業が高校生の皆さんにとって少しでも価値あるものになっていたら嬉しいです。

山田 奈央 選手
去年まで高校生だった自分には大学進学の選択肢は無く、進路に悩んでいました。もし自分が高校生だったら、社会人が学校に来て授業をしてくれたら、すごく助かったのではないかと思います。社会人の方の話を聞いて、印象的だったのは、「地域のために自分に何ができるか」という考えを持たれていることです。そういう人たちのおかげで僕たちがサッカー選手でいられるということも感じました。社会人の方の話を熱心に聞いていた高校生を見て、プロサッカー選手としてできることをもっとしていきたいとも思いました。高校生や子どもたちに夢を与える職業なので、ピッチ内外での発信、学校での授業など、自分にできることをして、サッカー選手としての価値を上げていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真提供/水戸ホーリーホック

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