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人材育成

iwata

2022/01/07

2021Jリーグ版 よのなか科実施(ジュビロ磐田U-13)

2021年10月6日~11月25日にかけて、ジュビロ磐田U-13所属選手(18名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。

プログラムの進行役は、ジュビロ磐田U-15コーチの藤田 義明 さん。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。コロナ禍ということもあり1~4回目はZOOMでの開催になりました。

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、小野 勝 社長から、社長の経営に関する考え、さらには、地域の皆さんにとってジュビロ磐田がより身近な存在となるようにどのようにしていきたいか、アカデミー選手に対する期待と想いを熱く語っていただきました。

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、Jリーグの考えを題材にディベートを行い、意見を言うことや相手の立場となって考えることの大切さを学びました。またジュビロ磐田が行っているホームタウン活動について会社の方にお話をしてもらいました。

第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。社内からのゲストとして、運営部の鈴木 祐志 さんを招き、自分に置き換えて意志・役割・能力を丁寧に説明してもらいました。また、社外ゲストとして、株式会社ジェイ・プラッカの北本 章 さんをお招きしました。北本さんは、ホームゲーム活動において警備や試合運営などイベント運営をする会社の方です。運営を無事終了するための心構えや姿勢など仕事をするにあたって大事なことをお話して下さいました。準備の大切さ、ミスした後にどう修正していくかが大切だと勉強になりました。

そして最終回は初めての対面形式で行われ、場所はヤマハスタジアムでの開催となり選手たちも嬉しそうでした。VIPルームを使わせていただき、そこからの眺めを見ながらグループワークを行いました。今までオンラインでしか行うことができなかったので選手たちのグループワークでの進行の仕方に成長を感じました。第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、各自が考えた自身の5年後のキャリアイメージプランを発表してもらいました。オリジナリティー溢れる発表に心が打たれました。続いてロッカールームに移動してトップチーム選手の山田 大記 選手と森岡 陸 選手の2人がゲストとして来てくれました。2人ともアカデミー出身の選手で、今回受講しているU-13の選手たち同様、中学生年代をジュビロ磐田で過ごしてきた選手です。プロサッカー選手として日々考えていること、取り組んでいることをお話していただき、U-13の選手からの質問にも答えていただきました。普段なかなか聴けない貴重な話をメモにとりながら真剣に聞いていました。トップチームの2人は“先輩”選手として、価値ある心に響く素晴らしい話をしてくれました。

選手たちは、このよのなか科を通じて、Jリーグの産業構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識が高まったと同時に、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、ジュビロ磐田でトップチームに上がりたい、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったようでした。全5回の授業で子どもたちが少しずつ成長していくのが感じられました。今後の彼らの可能性に期待を抱きながら、いつしか彼らが夢を実現できるよう、その成長をサポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真提供/ジュビロ磐田

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