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人材育成

cosaka

2022/01/07

2021Jリーグ版 よのなか科実施(セレッソ大阪U–14)

2021年9月26日~10月24日にかけて、セレッソ大阪U–14、セレッソ大阪西U–14、セレッソ大阪和歌山U–14に所属する選手(49名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。

セレッソ大阪U-14と西U-14は合同で行い、セレッソ大阪和歌山U-14は単独で行いました。第3、4回は、オンラインを使用し、3カテゴリー合同で実施致しました。

プログラムの進行役は、セレッソ大阪西U–15コーチの金 永洙 さんとセレッソ大阪和歌山U–15コーチの髙橋 優 さん。セレッソ大阪では、よのなか科の取り組みは8年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、丸山 良明 アカデミーダイレクターから、クラブの経営に関する仕組み作りや考え、さらには、アカデミー選手に対する期待とその想いを熱く語っていただきました。

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、授業の内容に関連させながらセレッソ大阪が行っている様々なスポーツ事業や地域の活動を伝え、選手たちにとってクラブを知る上でとても有意義な時間となりました。

第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。社内からのゲストとして、育成部の茶野 裕史 さんを招き、アカデミーに関わる運営、業務内容を説明、さらには、選手たちがプロを目指して努力する環境を整えていくことの重要性なども話していただきました。また、社外ゲストとして、スタジアムDJの西川 大介 さんをお招きしました。西川さんは、スタジアムDJとしての仕事ぶりを熱く語るだけではなく、選手が熱くプレーできる空間、サポーターが「来てよかった」と帰り際に言ってくれる空間、子どもたちが「ここに立ってプレーしたい」と思う空間作りを常に意識し、唯一無二の声になることだと自身の目標や夢のところまでアプローチしてくれました。

そして最終回。第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、トップチーム選手の西尾 隆矢 選手(DF)がインタビュー映像として登場。アカデミー出身の選手として今回受講しているU-14の選手たち同様、中学生年代をセレッソ大阪で過ごしてきた選手です。プロサッカー選手として日々考えていること、取り組んでいることはもちろんのこと、「アカデミー時代は、上手くいかないこともあったが、必死に食らいつきながら毎日サッカーのことを考え過ごしていた。そこで折れずにひたむきにやり続けたことが、今に繋がっている。コロナ禍での難しい状況ではあるけれど、セレッソ大阪のアカデミーに所属しているみんなは、まわりに比べると素晴らしい環境でサッカーができていると思うし、そういったところを当たり前と思うのではなく、常に感謝の気持ちを持ちながらサッカーをしてほしい!いつか同じピッチでプレーできることを楽しみにしている!」など、“先輩”選手として、価値ある心に響く素晴らしい話をしてくれました。

選手たちは、このよのなか科を通じて、Jリーグの産業構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識が高まったと同時に、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、セレッソ大阪でトップチームに上がりたい、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったようでした。全5回の授業、それぞれで“本物”に触れたこのよのなか科。
今後の彼らに期待を抱きながら、いつしか、彼らが“本物”となるよう、その成長をサポートしていきたいと思います。

写真提供/セレッソ大阪

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