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人材育成

kitakyushu

2022/01/13

2021 Jリーグ版 よのなか科実施         (ギラヴァンツ北九州U-14)

2021年8月7日~9月23日にかけて、ギラヴァンツ北九州U-14所属選手(18名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。

プログラムの進行役は、育成・普及本部の鍬塚 亮太朗 さん。ギラヴァンツ北九州では、よのなか科の取り組みは8年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、ゲストティーチャーの玉井 行人 社長から、クラブの歴史(北九州の歴史)、実際にクラブがどんなことに取り組んでいるのか、どのようにしていきたいかを選手に分かりやすく、お話していただきました。

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、写真や映像を用いて、Jリーグが掲げている理念や、ギラヴァンツ北九州が理念に沿ってどんな活動を行っているのかを伝えました。全員で様々な意見を出し合い、共有する事でとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの方々から貴重なお話をしていただきました。社内からのゲストとして、営業部の嶋田 健一 さんを招き、グッズ担当としての業務内容やどんな意志を持って取り組んでいるのか、期待されている役割、その為に必要な能力についてなどを話していただきました。実際に販売しているグッズを持ってきていただき、実物に触れることで感じたこともあったと思います。また、社外ゲストでは、選手の試合食を提供してくれているCUOCUO(クークー)ケータリング様より廣末 憲章 さんをお招きしました。廣末さんも、自身がどのような意志で仕事を行っているか、どんな役割が求められているか、その為に必要な能力は何なのかを、選手に分かりやすくお話していただきました。お二方ともに、選手に直接問いかけてくれたりすることで、選手が発言しやすい雰囲気の中、楽しい時間を過ごしました。

最終回の第5回は、「自分のキャリアイメージプランを考える」をテーマに、5年後の自分の姿をイメージすることに取り組みました。5年後の自分をイメージする事が難しい選手もいましたが、グループワークを実施して周りの仲間からアドバイスや質問を受けることで、5年後をより具体的にイメージ出来た様です。また最後には、ギラヴァンツ北九州の選手だった川島 大地 さん(現U-14監督)から受講生へ直接お話を、ギラヴァンツ北九州でアカデミーからトップチームへ昇格した梶原 夕希也 さん(現スクールコーチ)からはビデオメッセージをいただきました。お二人ともに、受講生と同じ年代の頃、プロになるためにどんなことに取り組んでいたか、プロになるためにどんなことが必要だと思うかなど、受講生の今後に活かすことが出来るような貴重な話をしてくれました。

受講生たちは、今回のよのなか科を通じて、Jリーグの産業構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識を高めることが出来たと思います。また、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、ギラヴァンツ北九州でトップチームに上がりたい、プロサッカー選手になりたいという想いを強くもったようでした。これからも彼らの成長をサポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真提供/ギラヴァンツ北九州

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