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人材育成

kyoto

2019/09/04

「コミュニケーション研修(聴く力伝える力編)」開催(京都サンガF.C.・U-18)

8月20日(火)、京都サンガF.C.・U-18を対象に「コミュニケーション研修(聴く力伝える力編)」が開催されました。

講師は、メディア・トレーナーの片上千恵さん。多くのJクラブでメディアトレーニングやコミュニケーション研修の講師をお願いしています。

今回の研修の目的は、質問をよく聞いて、自分の意見を出して、相手に伝える大切さを理解し、コミュニケーションとして必要な「人の話を聞いて受け入れる」スキルを学ぶことです。

まず、講師より当日のゴールとして3つのイメージを伝えられました。1つ目は「多様な価値観を受け入れる」、2つ目は「自分からコミュニケーションを取れる状態を作る」、3つ目は「聴くスキル・伝えるスキルの習得」です。

円滑なコミュニケーションに必要な相手のことを思いやる心を持つことで、相手に心地いい状態をつくり、いい関係になることができます。そうすると、自分の意見を恐れないで発信できるようになり、会話のキャッチボールをうまくできるようになるからこそ、人の話を聞いて受け入れることが大切なのです。

ディスカッションでは、フェルナンド・トーレス選手、水泳の北島康介選手のインタビュー例を挙げて、自分なら記者の質問にどう答えるかを考えました。トーレス選手、北島選手と同じ答えはできませんでしたが、トーレス選手が記者の質問に、空気を読みながら答えることや、北島選手の「ちょーきもちいい」と、若者言葉を使いながら、その後、きちんと敬語を使って具体的な、アスリートとしての自分の気持ちを伝えることが重要であることを学びました。

ゲーム形式で行った受け答えの練習では、「どう聞くか?」相手の話をよく聴くことができれば、本当の意見を聞くことができる。そのためには①スマイル②うなずく③同意する、そして、④質問する。この4つ必要性を確認し、2人組で聴いて話すテクニックを実践しました。

そして「伝える」スキルとして、考え方、意見が異なる相手に対して自分の気持ちを伝える対話方法を学び、最後に2人組で総合演習「聴く力」「伝える力」のトレーニングとフィードバックをして全研修が終了となりました。

90分間の経過が早く感じる充実した学びのある研修となりました。

参加した選手からは、「言葉を考えて、発信することが当たり前に出来ることの難しさを感じました」「結論→理由→結論の構成で話ができていなかった」「言葉のキャッチボールに気をつけて、日頃の生活に今日の学びを活かしていきたい」などの感想が寄せられました。

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写真提供/京都サンガF.C.

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