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人材育成

sendai

2019/09/11

2019 Jリーグ版 よのなか科実施(ベガルタ仙台、U-13)

8月3日~9月7日にかけて、ベガルタ仙台、U-13所属選手(18名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。

プログラムの進行役は、アカデミーの白山貴俊さん。

ベガルタ仙台では、よのなか科の取り組みは9年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、菊池秀逸社長から、社長の経営に関する考え、さらには、アカデミーからトップに昇格するだけでなく、チームの中心として活躍して欲しい、そしてその後もクラブスタッフとしてこのクラブの発展に力を注いで欲しいという想いを熱く語っていただきました。

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、「Jクラブに企業名を入れるべき」など4つのケースについて「そう思う」「そう思わない」のどちらかの立場になり、ディベートを行った上でグループ発表を行いました。選手たちにとってJリーグがめざすものを知るためのとても有意義な時間となりました。

第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。社内からのゲストとして、強化育成本部主任の平井恵美子さんを招き、クラブの誕生から今に至るまでクラブがどう発展してきたか、そしてクラブに対する熱い想いを話していただきました。また、社外ゲストとして、宮城県サッカー協会専務理事、過去にはベガルタ仙台の常務取締役を務めた竹鼻純さんをお招きしました。宮城県にもっとサッカーを普及させたい。普及することで強化、育成にもつながる。その一環として日本代表戦を宮城県で行うためにどんな工夫、努力をしたかという実体験を具体的に選手に話をしていただきました。

そして最終回。第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、トップチームの道渕諒平選手(MF)がゲストとして登場。彼はアカデミー出身。今回受講しているU-13の選手たち同様、中学生年代をベガルタで過ごしてきた選手です。どんな想いでベガルタ仙台ジュニアユースに加入したか、ジュニアユース時代に苦労したこと、その中で成長するためにどんな努力をしたか、そしてプロサッカー選手になることを本気で意識、目標となったきっかけ、トップに昇格できず、大学に進学した際にプロサッカー選手になるためにどんな意志を持って、能力を引き上げるためにどんな努力をしたかを具体的に語っていただきました。最後には「自分を信じて、『自信』を持ってプレーして欲しい。『自信』を持つためには日々、当たり前のことを当たり前に取り組まなければならない。簡単そうに思えて難しい事。1日1日を大切に取り組めば必ず成長できる。」と、“先輩”選手として、心に響く素晴らしい話をしてくれました。

選手たちは、このよのなか科を通じて、クラブやJリーグ、サッカーに関わるさまざまな職業を知り、自らの将来を考えるきっかけとなりました。と同時に、漠然としていた夢や目標がより明確になり、ゴールから逆算して物事を考えることを学びました。

全5回の授業で選手がより自発的に行動できるようになりました。

今後の彼らに期待を抱きながら、いつしか、彼らが“ベガルタのトップチームで活躍”となるよう、その成長をサポートしていきたいと思います。

白山 貴俊 - 第1回写真 白山 貴俊 - 第2回写真 白山 貴俊 - 第3回写真 白山 貴俊 - 第4回写真 白山 貴俊 - 第4回写真2 白山 貴俊 - 第5回写真

写真提供/ベガルタ仙台

なお今回は、2019年度Jリーグ版よのなか科ファシリテーター養成講座の一環として開催されました。

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