Jリーグ最優秀ゴール賞
更新日:2016年04月08日(金) 12:00
月間ベストゴール
Jリーグ選考委員会による総評
●技術的な観点から
後方からのパスを受け取った後エリア内中央にいた柏木選手にボールを預け、相手DF陣の空いたスペースに走りこみワンタッチで決めたゴール。走りこむエリアや相手GKの動きを読みシュートコースを決める判断力と、ボディバランスの良さを生かし体制を崩すことなくシュートに持ち込んだテクニックがともなうゴールであった。
●チーム戦術的な観点から
4選手の見事な連係プレーが生み出したゴール。チーム力と、興梠選手自身の判断力とテクニックが光る、チームのイメージ通りとなるプレーであった。
宇賀神選手の縦パスと武藤選手のヒールパス、柏木選手のキープ力と視野の広さ、そしてコンビネーションを生かしシュートに持ち込んだ興梠選手と、各々の選手の技術が見事にあわさったゴールであった。
相手DF陣が多数いたにもかかわらず、ボールを触らせることのないままゴールに持ち込んだ。
後半になり反撃を目論んでいた湘南を意気消沈とさせる追加点となった。
ベストゴール以外で特筆すべきゴール
※明治安田生命J2リーグ第3節の柿谷 曜一朗選手(C大阪)のゴールは選考外だが、特筆すべきゴールとして評価された。