シャレン!Jリーグ社会連携
京都サンガF.C.
はあとフルサンガ!! ~障がいのある方との協働~
誰もが一緒にスタジアムを楽しみ、笑顔で生き生きと輝ける機会を創出するため、TEAM京都コンソーシアム及び障がいのある方との協働でスタジアムを盛り上げる取り組みを実施しました。
京都府内の障がい者福祉サービス事業所で作られた「ほっとはあと製品(授産製品)」をプロモーションするブースの出展、ホームゲーム運営の就労体験、特別支援学校の生徒が作成した絵画を展示する「サンガギャラリー」など障がいのある方と協働した様々な企画で来場者をおもてなししました。
- 活動場所
- サンガスタジアム by KYOCERA
- 協働者
- 行政、企業、学校、NPO、障がい者福祉サービス事業所
- 協働者名
- TEAM京都コンソーシアム(ホームタウンを中心とした各行政や団体等が一体となってサンガを応援し、地域コミュニティ活性化等に寄与するため設立された組織)、京都府障害者支援課、亀岡市障がい福祉課、特定非営利活動法人 京都ほっとはあとセンター、京都府立宇治支援学校、京都府立丹波支援学校等
協働者の声
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特定非営利活動法人 京都ほっとはあとセンター/事務局事業主任 澤田 雄児 氏
コロナ禍のここ数年は充分なPR活動が行えない日々でしたが、スタジアムでは福祉施設の職員や利用者と安心してPR活動を行うことが出来ました。また試合を観戦することで、何かしらの共通する価値を分かち合えるスポーツのパワーを感じることができました。このような地域に密着した事業に引き続き携わりたいと考えています。
活動詳細情報
1. 公式サイト①
2. 公式サイト②
3. 公式Twitter
4. 公式サイト③
ストーリー
京都サンガF.C.は「みんな輝け ~サンガに関わる全ての人々か“笑顔で生き生き”と~」を2022シーズンクラブスローガンとして掲げ活動しました。
その取り組みの中の一つとして、誰もが一緒にスタジアムを楽しみ笑顔で生き生きと輝ける機会を創出するため、行政・京都ほっとはあとセンター・就労支援施設・特別支援学校などと協働してスタジアムを盛り上げる取り組みを実施し来場者をおもてなししました。
1つ目の“協働”は府内約150の施設を支える京都ほっとはあとセンターと協力し、ホームゲーム開催時のスタジアム北広場で、障がいのある方が手掛けられた“ほっとはあと製品”を販売するブースを出展していただきました。ブースでは京都産食材を使用した食品やオリジナリティある雑貨、有名百貨店にも出品された人気スイーツなどをプロモーションし、スタジアムを訪れた多くの方が足を止めて「ほっとはあと製品」を手に取ったり、つくり手の思いに耳に傾けるなど、関心を寄せていただきました。
2つ目の“協働”は亀岡市内の就労支援施設と協力し、障がいのある方が生きがいや働きがいを持ち、自分らしく暮らしていくことのできる「共生」社会を目指すため、障がいのある方の就労体験としてホームゲーム開始前の座席清掃や配布物準備、サンプリングの実施などの運営業務に携わっていただきました。
3つ目の“協働”は特別支援学校の協力のもと、ホームゲーム開催時のスタジアムコンコースに障がいのある方のアート作品を展示する「サンガギャラリー」を設置し、スタジアムに彩りを加えるとともに来場者が障がい者芸術に触れる機会を創出しました。
また、協働していただいた方に自分たちが試合に携わっているという意識をもってもらい、今後の取り組みにつなげていければとの思いで、(株)堀場製作所様にサポートしていただいている「ハートフルシート」で試合を観戦していただきました。
今後もホームタウン市町の方々が生き生きと輝ける場を提供し、地域に寄り添えるクラブであり続けたいと思います。