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アルビレックス新潟

応援で勇気と笑顔を! 病院ビューイング

「病院にスタジアムの空間をつくり、一緒に応援することで患者さんに勇気と笑顔を届けたい、試合観戦を楽しんでほしいという想いから、サポーター有志の皆さんを中心に企画された病院ビューイングは、2014年4月に新潟大学医歯学総合病院で初めて開催されました。2019年までに県内7つの病院で計23回開催されている活動は、2018年には隣県のカターレ富山でも実施されており、新潟から全国へと拡がっていく可能性を秘めています。選手だけでなく、患者さんご自身と周りの人たちを、応援で勇気づけ、笑顔になることを目指しています。

活動場所
新潟大学医歯学総合病院、新潟県立中央病院、新潟県立新発田病院、済生会新潟病院、魚沼基幹病院、国立病院機構西新潟中央病院、新潟県立がんセンター新潟病院
協働者
企業、学生、ファン・サポーター、ボランティア、病院
協働者名
新潟大学医歯学総合病院、新潟県立中央病院、新潟県立新発田病院、済生会新潟病院、魚沼基幹病院、国立病院機構西新潟中央病院、新潟県立がんセンター新潟病院、DAZN、スカパー! 、サポーター有志

協働者の声

活動詳細情報

1.新潟日報

2.公式サイト①

3.公式サイト②

ストーリー

アルビレックス新潟は、老若男女問わず、多くのファン・サポーターの皆様から温かく応援いただいているクラブです。一例を挙げると、新型ウイルス禍の中で日々ご尽力いただいている医療従事者の皆様は、お仕事のご都合で試合会場にお越しになることはできなくとも、熱心に応援されている方が多くいらっしゃいます。

病院ビューイングが初めて開催されたのは、2014年4月26日。スタジアムになかなか足を運べない患者さんにも試合を体感してほしい、患者さんに勇気と笑顔を届けたいという想いから、病院内でも試合観戦を楽しめるようにとサポーター有志「えがお応援団」の活動がきっかけとなり、新潟大学医歯学

総合病院、クラブが連携して実施。試合会場さながらの臨場感・一体感を演出するため、マスコットの「アルビくん」や選手の等身大バナーが登場することに加え、ずっと同じ体勢で座る患者さんの身体が固くならないようにストレッチ運動を実施するなど、さまざまな工夫が施されました。患者さんは、ピッチで躍動する選手から勇気をもらい、笑顔になったことに加え、病院が実施したアンケートでは「感情を共有することで一体感が生まれる」と入院による孤独感から解放されていました。また、病院スタッフとの距離も縮まり、診療にプラスの効果が生まれました。

2019年までに賛同いただいた新潟県内7つの病院で、計23回開催された病院ビューイングは、新型ウイルスの影響で、2020年からは実施を見送らざるを得ない状況に。念願のJ1リーグ昇格に向け、新潟が一丸となって戦った2022年。新潟県立中央病院を中心に、DAZN、Jリーグ、クラブで連携して入念な感染対策を施して開催する方向で、6月から準備を進めていました。しかし、開催予定日の約1週間前、クラスター発生の影響で開催を断念しました。

2023年、6シーズンぶりにJ1リーグで戦う選手たちがさらにピッチで躍動するには、応援の力が必要です。応援には、選手たちを勇気づけるだけでなく、患者さんご自身と周りの人たちをも勇気づける力があることを、病院ビューイングが示しています。

活動に参加していた学生の一人は、卒業後に医師となり、現在勤務している病院での実施を希望しているそうです。また、活動は新潟県外にも伝播しており、2018年には隣県のカターレ富山でも実施されました。新潟から全国への拡がりが期待されます。

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