シャレン!Jリーグ社会連携
清水エスパルス
あなたとエスパルスでまもる。 ~エスパルスエコチャレンジto2050~
サッカークラブがなぜゼロカーボン!?2050年、私たちは今と同じようにスタジアムでサッカーに熱狂し、プロ選手を夢見てピッチを駆け回る子どもたちの姿を見ることができるのだろうか…。
エスパルスは2007年より「地球にやさしいサッカークラブであるために。次世代に快適にサッカーのできる環境を引き継いでいくために。」をコンセプトに環境への取り組み『エスパルスエコチャレンジ』を継続しています。
Jクラブのチカラで環境問題を『身近な自分ごと』に。Jクラブ初の「ゼロカーボンプロスポーツクラブ宣言」表明クラブとして挑戦を続けます。
- 活動場所
- IAIスタジアム日本平、エスパルス三保本社・グラウンド、エスパルスドリームフィールド、静岡県内各所(行政、企業、教育機関等)等
- 協働者
- 行政、企業、住民、学校、学生、NPO、ファン・サポーター、スタジアム、民間団体、飲食店、選手、一般社団法人、ボランティア、プロスポーツクラブ
- 協働者名
- 静岡県地球温暖化防止活動推進センター、静岡市、静岡大学、KPMGジャパン、しずおか校庭芝生化応援団、静岡県内企業、静岡県内小中学校・高校、スタジアム飲食店、ファン・サポーター他
協働者の声
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静岡県地球温暖化防止活動推進センター 次長/服部 乃利子 氏
2007年に始まった同チャレンジは、2019年には「SDGs ACTION」、そして昨年プロスポーツ界初の『ゼロカーボン宣言』と大きく進化してきました。それはクラブが持つ素晴らしい力であり、サポーター・パートナー・地域と共に取り組んだ証。ファンとして誇りに思います。今後も更なる広がりに向けて連携していきましょう。
活動詳細情報
1.公式サイト①
2.公式サイト②
3.公式サイト③
4. 静岡市公式HP①
5. 静岡市公式HP②
6. 静岡市公式HP③
8. 静岡大学
ストーリー
◆HISTORY(2007-2020)
2007年にCO2排出権購入について日本プロスポーツ界で初めて取り組んだことをきっかけに『エスパルスエコチャレンジ』を開始。
(2010,12年環境大臣賞受賞)
2009年校庭・園庭芝生化(~2021 計60園)、試合時の紙コップのトイレットペーパー再生化をスタート。2012年新たに5年分のクレジットを購入、2014,15年に環境省と連携した試合企画、2016年より静岡市とCOOL CHOICE啓発活動を実施。
2019年SDGs ACTION始動、クラブの優先SDGsに「13番 気候変動に具体的な対策を」を選定、2020年環境事業の一環で静岡市シェアサイクルPULCLEにブランド協力。
◆CHALLENGE to 2050 (2021-)
上述の通り、スポーツ界の先陣を切って環境省をはじめ各所と連携し活動を推進してきたエスパルス。
しかし近年直面する気候危機と改めて真剣に向き合うべく、2021年にゼロカーボンプロスポーツクラブ宣言を表明しました。
まず全社横断プロジェクトを立ち上げ、静岡大学と連携しクラブ活動の中で排出される温室効果ガスを算定。2050年に向け排出量を実質ゼロにするロードマップ作成に取り組みました。クラブの発信力で環境問題を「自分ごと」にしていただく特設ページを公開し、企業や行政とクラブの今後の活動を考えるワークショップを開催、個人や法人で活動へ賛同登録いただく仕組み作り(2022.11現在87名22団体登録)等を行いました。
これまでの活動に「環境目線をプラスする」ことで発展を図り、販促品の環境配慮型素材切替、サステナブルグッズ販売や循環型食器の試験導入、フードドライブ等を実施。
また、未来を担う子どもたちへ市民と作成したエコかるたや環境授業を行政・企業と共同で実施したり、サッカー+環境をテーマとした親子クリニックを開催。市内の高校と連携し生徒考案のフードロス削減レシピ展示、子ども服の回収企画等を行い、若い力を借りて活動の拡充を図り2021年はクラブの環境活動へ6,302人の方にご参加いただきました。
今後はクラブハウスに太陽光発電を導入し電力を一部再エネ化し、PULCLEを活用した施策や県内プロスポーツクラブとの連携企画を検討中。
サッカーを楽しめる環境を次世代へ、清水から未来へ今後も様々な取り組みを行います。