シャレン!/Jリーグ社会連携

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東京ヴェルディ

選手によるお米作り体験会

東京都稲城市にある稲城市小田良地区で行っている田んぼにて、東京ヴェルディ所属の8選手によるお米体験会を実施いたしました。協力団体様は、小田良BASE様、稲城小田良土地区画整理組合様。地元の農家さんの指導を受けながら0からお米を育てる活動を実施。11月には苦労して植えた苗が実り、8選手全員で一斉に稲刈りからはざかけまでの工程を2時間以上かけて行いました。地域の方と選手が一体となって育て上げたお米は、来シーズンのスタジアムで地元野菜とのコラボフードとして、スタジアム提供を目指したいと思っております。

活動場所
東京都稲城市坂浜
協働者
行政、企業、NPO、農家
協働者名
小田良BASE、稲城小田良土地区画整理組合

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト①

2.公式サイト②

ストーリー

 「稲城市内でお米作れるところあるけどヴェルディさんどうかな?」それはほんの些細な提案が全ての始まりでした。東京都稲城市は人口約9万人が住む街です。その市内の一部にヴェルディカラーの緑豊かな街の中に、大都会東京とは思えないほどの自然が広がるエリアがあります。その場所は稲城市の坂浜エリア。京王線若葉台駅からバスで10分ほど走った場所に位置する里山です。その近辺には牛や鹿などを飼育する牧場や、稲城市の特産品の梨農家さんが点在してます。その一角に小田良の田んぼが立地します。その田んぼの1区画を使用させていただき、東京ヴェルディの新人選手8名によるお米作り体験会を実施させていただきました。

作業工程は2回。 1回目は6月12日にお米の苗植え体験会を実施いたしました。田んぼの活動を運営している小田良BASEの白川様から当日の注意事項と、作業の要領の説明を行っていただきました。トンボを用いて田んぼを整地し、8選手が1列になり、丁寧に1株ずつ苗を植えていきます。約2時間をかけて無事に苗を植えて終了しました。そこから5か月間の月日が流れ、11月2日に今度はすくすく育った稲刈りを実施。想像以上に多い稲束に選手たちは悪戦苦闘しますが、持ち前のチームワークを発揮し、全て稲を刈り上げ、はさ掛けを実施したところで終了。約2時間かけて終えました。選手たちの多くが苗植えや稲刈りを実施するのが初めての体験とのことで、「いつも食べているお米を作るのに、どれだけの労力がかかっているかを身をもって体験することができました。」といった声が多く挙がりました。そしてなによりも、「ヴェルディのホームタウン内にこんなにも自然溢れる場所があるとは思わなかった」など、ホームタウン稲城市のことを更に知ってもらう機会になりました。
 今後のアクションについて、収穫したお米について、様々な議論を行いました。クラブと地域の方の想いとしては、やはり稲城市で育てたお米は、地元に還元したいというものでした。今後、ヴェルディの選手が育てたお米は、また別の特産品とのコラボフードとして、スタジアム等での提供を目指すほか、市内の諸団体への寄付を検討しております。今回このような素晴らしい機会をくださりました、小田良BASE様、稲城小田良土地区画整理組合及び理事の皆様、誠に有難うございました。

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