シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

いわてグルージャ盛岡

人権を守ろう!岩手県ブラインドサッカー教室

以前から岩手県全域で行っている人権擁護活動。2023シーズンは更に協力していただける行政や企業を増やして県内の小学校を周り授業の一環として年間を通して活動を行った。コルジャ仙台から毎回選手にもお越しいただきブラインドサッカー教室を通して県内小学生と交流を深めながらも我々五体満足に生まれてきた人間に何ができるのかをテーマに活動してきた。
岩手県地域福祉課、盛岡法務局の方からもっと大きな枠で様々なハンディキャップを持った方々への配慮や手助けに関する講演をしていただき有意義な学びとなった。

活動場所
岩手県花巻市まなび学園、軽米町立軽米小学校、岩泉町立小本小学校
協働者
行政、 企業、 住民、 学校、 学生、 民間団体、 選手
協働者名
岡地方法務局、岩手県地域福祉課、コルジャ仙台、株式会社参天製薬、花巻市在住の小学生、軽米小学校5,6年生、小本小学校5,6年生

協働者の声

活動詳細情報

1.公式X

ストーリー

人間らしく生きるための権利である人権。
それでも今もなお差別等で苦しめられている方もいる。
それをいわてグルージャ盛岡として少しでも無くしていく力になれないかと、岩手県地域福祉課、盛岡地方法務局と共に、県内小学校の授業の時間をお借りして以前から人権擁護活動を行ってきた。
2023年はコルジャ仙台ブラインドサッカークラブから毎回選手にお越しいただきブラインドサッカー教室を開催した。全員がアイマスクをした状況の中、声だけを頼りに動く恐怖や見えている人の声掛けのタイミング、大きさ、わかりやすく伝える難しさを緊張感ある良い雰囲気の授業だった。

実際にサッカー選手でも目隠しをすると1人ではボールがどこにあるか分からない、トラップできない、蹴れないほど難しいが、ガイドと呼ばれる指示をくれる仲間がいてできるスポーツなんだと実感した。

これは五体満足に生まれてきた我々にも言えることであり、「目は見えていても見えないものはある。苦しんでいたり困っている人に対して言葉にして伝える、それが難しければそっと寄り添うだけでたとえ見えていても見えなくても伝わる」というコルジャ仙台の選手の言葉が心に残った。

例えば普段道を歩いていて白杖を持って困っている人がいたら迷わず助けに行ける人がみんな揃っている訳ではないと思うけれど、行動のきっかけになる授業だったと思う。

また、眼科領域に特化した参天製薬株式会社にも協力していただき、ブラインドサッカー教室を通してより医学的な視点から目の見えない方へのサポートの方法をアドバイスしていただき毎回イベントでも大いに盛り上げていただいた。

現代では言葉だけでなくSNS等の文字でも簡単に人を傷つけて命を落とすきっかけにもなっている。
だからこそ発信する一つ一つに気を配りより良いコミュニケーション、助け合いができるようこれからも活動を続けていきたい。

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