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ファジアーノ岡山

子どもの「自分で決める」を促す出前授業プログラム 『にじいろキャラバン』

ファジアーノ岡山では、岡山県下の小学校を対象とした新たな出前授業プログラム『にじいろキャラバン』を開始しました。
サッカーはあくまで題材。サッカーというツールを使いながら、これからの社会を生きていく上でより大切となる「子どもが自分自身で考え、決めること」を促し、気づきやきっかけを得られるように工夫したプログラムです。

活動場所
岡山県内全域
協働者
行政、 学校
協働者名
県内教育委員会、県内小学校

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト

2.山陽新聞

ストーリー

<背景>
2020年度に小学校の学習指導要領が改訂され新しい要領がスタートしました。これまで大切にされてきた「子どもたちの生きる力を育む」ことは変わらず、より主体的・対話的な深い学びが重視されるようになっています。その一方で、学校現場では小学校教員が業務量や時間といった様々な制約の中で、『子どもたちが主体性をもって行動するための指導』に戸惑いや課題を感じながらご指導にあたられていることがわかりました。
これは、日ごろからサッカースクール等で子どもたちと向き合う弊クラブのコーチ自身も、自ら考えることなく、すぐに答え(正解)を求めがちになる子どもたちの様子からも実感しています。

<目的>
社会が大きく、そして早く変化している今、このプログラムを通じ、次世代を担う子どもたちが考える力、決める力、周囲とつながる力を養うきっかけを作りたいと考えています。そして、教員の皆さまの課題の解決の一助、また地域・教職員の皆さまとこれからの子どもたちの育みについて、一緒に考えていくきっかけにもしたいと考えております。

<内容>
このプログラムで派遣するコーチは、例えばペアを作るアクティビティでも、「『隣の人』とペアを作ろう」などの具体的な指示はせず「ペアを作ってみよう」と問いかけます。
どのようにペアを作るのか、考えるのは子ども自身です。仮にペアが作れなかった子どもがいたときも、「あの子と組んで」「あのペアに交じって」などの指示をコーチはしません。どのようにすれば解決できるか、子どもたちに問いかけ、その解決方法を決めるのも子どもたち自身です。
サッカーを題材にはしますが、ボールの蹴り方などの指導はしません。主体的に考えて行動することやコミュニケーション能力の向上を促し、仲間とスポーツをする楽しさを体感できることを目指します。

ファジアーノ岡山では、今後できるだけ多くの小学校を巡り、自発的にスポーツを楽しめる子どもを増やしたいと考えています。

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