Jリーグ気候アクション Jリーグ気候アクション

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Jリーグ気候アクション研修レポート

Jリーグは、未来の子どもたちが安全にスポーツを楽しむことのできる地球環境を目指し、気候変動の問題解決のためのアクション(以下、気候アクション)を推進しています。 その一環として、スポーツを通じた環境サステナビリティの取り組みを数値化し、その進捗や目指すべき方向性をわかりやすく把握できる仕組みとして、国際的なイニシアチブ「Sport Positive Leagues (スポーツポジティブリーグ、略称SPL) 」へアジアで初めて参画を決定しました。

今回は、環境再生農業の体験を通じ、Sport Positive Leagues(SPL)の項目の一つである「プラントベース/低炭素食品」「生物多様性」に関する理解を深め、今後の取り組みのヒントを得るため、日本財団の助成事業として横須賀市のSHO Farmにて、3月10日~12日の3日間に分け「Jリーグ気候アクション研修」を実施し、約60名が参加しました。

まず、SHO Farm代表の仲野昌子さん、仲野翔さんから、農業と気候変動の関係性について講義をしていただき、日本の農業の現在地や、抱える課題、そして不耕起栽培などの環境再生型農業が気候変動対策の希望であるということを学びました。

講義の後には、実際に農園内で採れた食材などを使ったプラントベース(植物由来)の食事を体験。すべてかまどで調理された料理を食べた参加者からは「こんなにおいしいとは驚きました」「地産地消でこういったおいしい料理を提供できると、クラブの価値を高めることにもつながりそう」といった声があがっていました。

また、圃場*ツアーでは実際に農園で実施されているコンポストやバイオトイレ、ソーラーパネルや蓄電池システム、電気自動車などを見学しました。
*圃場:農作物を栽培する水田、畑、果樹園、牧草地などを包括的に指す農業用語

そして、参加者全員で、「丸太農法」の畝(うね)づくりに挑戦。1m幅の穴を掘り、地域のどこにでもあり、そして土壌を豊かにする材料である腐朽した丸太・枝や竹・炭、落ち葉などを重ねていき、最後に掘り出した土を被せて、小高い山のような「畝」を作りました。微生物の活動が行われ、しばらく経過すると作物の植え付けを行えるようになるとのことです。

最後に、今回の研修で得られた気づきや、スポーツ×農業でクラブとしてどんなことが取り入れられそうか意見交換を行いました。「対話を通じて、これまで漠然と抱いていた気候アクションに関する知識やイメージを明確に整理することができた」「この領域に対する理解が深まった」という感想が共有されるなど、参加者の連帯感も生まれ、充実した3日間の研修が終了しました。

今後もJリーグは、未来の子どもたちが安全にスポーツを楽しむことのできる地球環境を目指し、Jクラブと共に気候変動の問題解決のための気候アクションを推進してまいります。

※Sport Positive Leagues(SPL)とは
https://www.jleague.jp/climateaction/spl/

当研修は日本財団の助成事業です日本財団

Jリーグ気候アクションのロードマップ

意識が変わる

“気候変動とサッカーには深い関係があり、サッカーファミリーはその解決の力になれる。”

温室効果ガス

「Scope1,2」排出量と削減量を可視化

目指す状態

クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進みはじめている(10クラブ程度)

サッカーファミリーとともに

サッカーファミリーが学ぶ場の深化・拡大

行動が変わる

“地球とサッカーを守るため、カーボンニュートラルを意識した選択と行動がサッカーファミリーのスタンダードになる。”

温室効果ガス

「Scope1,2,3」排出量と削減量を可視化

目指す状態

クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進みはじめている(30クラブ程度)

サッカーファミリーとともに

サッカーファミリー、地域のステークホルダーが連携を深め、行動・実践が加速する

社会が変わる

“ホームタウン全てで、カーボンニュートラルと地域活性化を両立するための社会システム実現が進む。”

温室効果ガス

CO2排出量初年度対比50%削減

目指す状態

クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進みはじめている(60クラブ程度)

サッカーファミリーとともに

様々なステークホルダーとともに、便利で環境に優しい仕組みづくりに向けて前進する

※Scope1:燃焼によって直接的に排出される温室効果ガスの量
 Scope2:供給される電気の使用に伴って排出される温室効果ガスの量
 Scope3:Scope1、Scope2以外に間接的に排出される温室効果ガスの量