シャレン!/Jリーグ社会連携

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FC琉球

チームメンバー増員中!広がり続ける、FC琉球 県産品&子ども応援プロジェクト

コロナ禍の影響を受ける県産品と困窮家庭の子供達という沖縄特有の課題を解決するために、イオン琉球や県と協働で琉球応援弁当の開発販売及び子供食堂への寄付をメインに2021年に始めたプロジェクトが、参加メンバーを増やしながら拡大し続けている。シャレン!アウォーズ受賞でさらにメディア露出が高まり、県産品生産者や飲食・小売業者などからの問合わせも増加。選手との交流等による子供達の社会体験を通じた自立支援、新たなメンバーとの県産品&子供支援商品やスキームの開発、さらに新たな目標へと、かたちを変えながら続いていく。

活動場所
沖縄県内各所(本島・宮古島・石垣島)の子ども食堂及びイオン店舗、 タピック県総ひやごんスタジアムなど
協働者
行政、企業、民間団体、農家、農業団体、一般社団法人、プロスポーツクラブ
協働者名
イオン琉球株式会社、沖縄県商工労働部、おきなわこども未来ランチサポート(沖縄県委託事業)、東京バス株式会社、一般社団法人RCF、琉球飼料株式会社、株式会社ケンティーズキッチン、琉球guava entirely株式会社

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト

2.ふらびゅう沖縄

ストーリー

コロナ禍の影響を受ける県産品と困窮家庭の子供達という沖縄特有の課題解決を目指しイオン琉球及び沖縄県との連携から活動は始まった。 全国でも突出した感染状況、主要産業の観光業と強く結びつく農水産業への打撃、また、コロナ影響の大きい観光雇用を中心とした非正規雇用率及び子供貧困率が全国ワーストの沖縄県では特にコロナ禍が困窮家庭の子供達に追い打ちをかけていた。 そんな中、県産品による琉球応援弁当を発信力のあるFC琉球と販売力のあるイオン琉球が協働で開発・販売することで、県産品のコロナ影響の実情や県産品の魅力の発信、新たな需要の掘り起こし、直接的な流通促進も実現した。困窮家庭の子供への支援として、応援弁当5000食及び販売した弁当の売上から約47万円を子供食堂に寄付した。

活動の過程で、食糧以外にもコロナ禍で学校行事が無くなる等で社会的経験が特に困窮家庭の子供達に不足している現状に気付き、新たにバス会社にも活動参加してもらい子供達を試合に招待したり、県産品食育教室も実施し、選手との交流を通し目標を持つことでの自立支援を目指した。
一連の活動はクラブの発信力も活かし県内のTVや新聞、WEBメディアを通して広く周知された。さらに、シャレン!アウォーズ受賞により注目を集めたこともあり、多くの問合わせや新たな参加メンバーが増え、活動はかたちを変えながら続いていく。
県産たまご生産者とは、売上の一部が子供支援になるFC琉球元気応援たまごを開発し、予想を上回る月2万パックのヒット商品となった。これは本活動当初からの啓蒙PR継続により消費者の意識を変えることができた成果だと評価されている。
また、衰退するグアバ栽培を新たな県の産業として復興させるべく活動する団体と協働での子供支援商品開発やクラブの農業参入検討も進行中である。グアバは無農薬、無肥料で簡単安全に栽培できるため消費者や農家自身の健康志向の高まりや農家の高齢化という時代にマッチした産業として期待されるが、当初目的のコロナ支援から進化し、新たな県産品を生み出すという目的を持つことができた。
2021年度の休眠預金等活用助成金により実施できた弁当寄付は一旦休止しているが、温かい食事を子供達に届け続けたいという想いから、クラブで中古キッチンカーを購入しスタッフの手でFC琉球カラーに塗り替えた。FC琉球県産品&子ども応援号として子ども食堂を回り県産鶏唐揚げやグアバスムージーを提供する計画だ。この県産鶏唐揚げも飲食業者や小売業者と協働で応援弁当同様の支援商品として開発中である。
地域に根差したシャレン活動として、その時々の参加メンバーや資金状況、社会ニーズに合わせて変化しながら活動を継続させていくことが重要と考えている。

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