シャレン!/Jリーグ社会連携

シャレン!Jリーグ社会連携シャレン!Jリーグ社会連携

Jリーグをつかおう!社会のために。

ジュビロ磐田

茶産業と防災意識を育てたい!遠州お茶ぱんプロジェクト

日本一の緑茶生産量・消費量を誇る「茶の都しずおか」でも、緑茶生産量・消費量は近年減少傾向にあります。そんな県内茶産業を盛り上げるべく、 昨年ジュビロ磐田のホームタウンとなった静岡県西部(=遠州)地域すべての緑茶を使用した、 『遠州お茶ぱん』プロジェクトが立ち上がりました。緑茶にはテアニンと呼ばれる旨み成分が豊富に含まれています。このテアニンには気分を落ち着かせる効果があり、災害時の非常食としても役立つことが期待されます。気分が不安定な状況で、緑茶を摂取することでリラックスでき、同時に旨みも楽しむことができるでしょう。自然災害への備えに『遠州お茶ぱん』はいかがでしょうか。

活動場所
静岡県西部地域
協働者
行政、 企業、 農家、 農業団体
協働者名
ChaOIフォーラム、静岡県経済産業部農業局お茶振興課、エスエスフード株式会社、御前崎市役所、菊川市役所、掛川市役所、袋井市役所、森町役場、磐田市役所、浜松市役所、湖西市役所、各市町茶生産農家・製造業者

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト

2.菊川市公式HP

3.中日新聞

4.世界緑茶協会Facebook

5.ChaOIフォーラム公式HP

ストーリー

■『遠州お茶ぱん』開発まで
「茶の都しずおか」と呼ばれる静岡県の緑茶生産量は、全国の4割を占めています。茶葉は癒し効果のあるテアニンを含んでおり、今回はこの効能に着目しました。
静岡県は、南海トラフ巨大地震等の巨大地震が来ると想定されています。被災時には食料をはじめ、多くの我慢を強いられます。非常食を食べる際に、お茶の癒し効果を用いて気分をやわらげていただくことを目的のひとつとしています。
そして、緑茶の生産は近年減少傾向にあり、担い手不足という問題にも直面しています。緑茶の消費量を高め、生産量も増やすため、ChaOIフォーラムが企画を考案。さまざまなリソースを持つ組織が手を取り合い、『遠州お茶ぱん』を開発しました。

■ホームタウン全市町の緑茶を使用
ジュビロ磐田は、2023年5月にホームタウンを磐田市から静岡県西部地域の7市1町(御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市、森町)へ拡大しました。これを記念し、今回使用する緑茶も静岡県西部(=遠州)地域の緑茶を使用することにこだわりました。
各市町に得意な緑茶の種類がある中で、今回使用する緑茶は統一する必要があることから、各市町茶担当課には、緑茶生産者の推薦をお願いし、商品開発に尽力いただきました。(湖西市は茶園がないため、市内事業所で製造された緑茶を使用)
〖写真:開発メンバー+各市町茶担当課〗
これまで静岡県西部地域は、多数ある有名な茶産地がそれぞれ単独でPRしていました。力を合わせてひとつの商品を作ることは珍しく、ジュビロと茶産地・静岡県が連携して地域課題の解決のために一体となったこの取り組みは、注目を集め、課題解決以上の効果が期待できると考えています。

■ジュビロ磐田の地産地消応援プロジェクト
ジュビロ磐田は2022年10月、地元の特産物を利用していることを表現し遠州地域の魅力を県内外に発信するとともに、認知向上と利用拡大を図ることを目的とし、ロゴマークを作成しました。今回の『遠州お茶ぱん』の缶にもそのロゴマークを記載し、「遠州産」であることをアピールしています。

■今後の展望
今回は、2024シーズンユニフォーム3次予約までにご予約いただいた方全員にプレゼントしグッズショップでも販売するなど、クラブのファン・サポーターやホームタウン地域をメインターゲットに、防災意識の向上に取り組みました。
今後は自治体や企業等の防災備蓄品として使用いただけるよう、保存年数にこだわり成長を続けてまいります。

PDFをダウンロードする

全国のシャレン!活動をSNSでシェア! 全国のシャレン!活動をSNSでシェア!

シャレン!の最新情報を公式SNSでチェック! シャレン!の情報は公式SNSでも発信中!