シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

鹿児島ユナイテッドFC

旅するアカウミガメを見守るプロジェクト

クラブの練習場「ユニータ」が所在する鹿児島市喜入には、毎年初夏になるとアカウミガメが産卵に訪れます。しかし、昔はもっと頻繁に各海岸で見られたアカウミガメの産卵は、今では環境の変化などで減っています。
そんな状況に対して私たちにできることとして、トップチームの監督や選手、アカデミーの選手やクラブ職員みんなで、海岸に流れ着いた流木やプラスチックごみを集める清掃活動を、節目節目で行っています。そして地域の方々と連携して産卵状況の確認、卵が孵化して子ガメが海へ旅立つまでの見守り、そして記録として残して「鹿児島の海の豊かさ」を知ってもらっています。

活動場所
鹿児島市喜入
協働者
行政、 住民
協働者名
喜入在住有志、いおワールドかごしま水族館、鹿児島市役所喜入支所

協働者の声

活動詳細情報

1.公式YouTube①

2.公式YouTube②

3.公式サイト

ストーリー

練習場の近くから旅立つアカウミガメの子どもたち

選手たちの手を離れ砂浜に降り立った子ガメたち。卵から孵化してまだ1週間も経たない子ガメたち。砂浜でしばし立ち尽くす子ガメもいますが、やがて誰に教えられるでもなく海岸の方向を理解して進み始めます。
手足をパタパタと一生懸命に動かしながら。
そして波に浸かるとそのまま大海原へと旅立っていきます。
その場で見ている選手たちだけでなく、SNSでその様子を見たファンサポーターにとっても、生命の神秘と尊さを感じる貴重な機会です。

地域の方々の努力への小さなお手伝い

何百年何千年と続いてきた壮大な命のリレー。しかし、環境の変化で数自体も減り、海岸に上陸してもゴミにさえぎられて産卵を諦めてしまったり…喜入で産卵するアカウミガメは…減ってきています。
その状況に対して小さい頃からアカウミガメに親しんできた地域の方々や、かごしま水族館の方々は産卵状況の調査、孵化して旅立つまでの見守り活動を行ってきました。
喜入に練習拠点を置く鹿児島ユナイテッドFCは監督や選手、アカデミー、クラブぐるみで海岸に漂着した流木やプラスチックごみを収集して、台風や高潮の影響で全滅の危機にある卵をお預かりして、孵化して海に旅立つまでを見守ることに取り組んでいます。
今年は練習場「ユニータ」でお預かりした100個の卵から90匹以上の子ガメが孵化して、大海原へと旅立っていきました。

自分たちの活動を通じて「知ってもらう」

私たちがしていることはささやかなことで、地域の方々のご尽力にちょっとだけお手伝いをしているだけかもしれません。
けれど私たちの活動とSNSやYouTubeでの発信を通じて、ファンサポーターをはじめ多くの方々に、あるいはJリーグでプレーする選手やアカデミーの子どもたちにも環境問題について、そして産まれてくる命の尊さについて考えてもらうきっかけとなっています。
命を受け継ぐために、できることから私たちは取り組んでいます。

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