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ヴァンフォーレ甲府
『ヴァンフォーレ×やまなし』のさらなる可能性 ~サッカー大会に新たな付加価値を~
~『ヴァンフォーレ×やまなし』に新たな可能性を~
「閑散期の山中湖村をヴァンフォーレと盛り上げたい!」
「全国約25%の街に書店が無い。ヴァンフォーレと読書推進を!」
2つの地域課題をクラブが掛け合わせ、ホームタウン自治体・地域団体・企業をConnect。地域への経済効果、子どもたちへの教育を目的に実施しました。
関わる全ての人で生み出した新たな可能性。幸福な地域づくりの実現、そしてフットボールクラブを超えた存在になる為、これからもクラブは活動を続けます。
- 活動場所
- 山中湖村交流プラザきらら
- 協働者
- 行政、 企業、 住民、 民間団体、 飲食店、 大会に参加した4種チーム
- 協働者名
- 株式会社トーハン、山中湖平野旅館民宿組合、山中湖村、山中湖村教育委員会、山中湖村観光協会、株式会社ミズノスポーツサービス、株式会社デジタルディビジョン、ファイヤーサイド株式会社、大会に参加した4種チーム、当日出店した飲食ブースの飲食業の方々、当日選手が宿泊した宿泊施設の方々
協働者の声
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株式会社トーハン/朝岡 功貴 氏
相次ぐ書店の閉店により、街に書店が無いという状況が増えています。本の卸会社である弊社は、そうした地域に「本を届けたい」という想いを抱いているなかで、ヴァンフォーレ甲府様より、当イベントのアイデアをご提案いただき、実現に繋がりました。参加者の方々の喜ぶ顔を見ることができ、「スポーツ×地域×文化」という新たな可能性を実感しました。
活動詳細情報
1.公式サイト
2.トーハン公式HP
ストーリー
◇閑散期の山中湖村をヴァンフォーレと盛り上げたい
2017年2月、山中湖平野旅館民宿組合の方からクラブに1本で電話が。県内有数の観光地である「山中湖村」。6月が閑散期となり、宿泊業を営む方たちは頭を悩ませているとのことでした。その電話以降、打ち合わせを重ね、クラブと山中湖村、山中湖平野旅館民宿組合を中心に、小学3年生以下を対象とした「Vent+スクールCUP in 山中湖 U-9」を開催。村内施設「交流プラザきらら」のピッチを試合会場とし、県内外から毎年約200名の選手が参加。宿泊先を組合が斡旋し、約150名の選手・スタッフの方々が地域の旅館や民宿に宿泊。クラブが大会を主催し、地域に微力ではありながら経済効果をもたらす。閑散期に小さな可能性を見出すことが出来ました。
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◇全国約25%の街に書店が無い。ヴァンフォーレと読書推進を
2023年2月、株式会社トーハンよりクラブに1通のメールが。株式会社トーハンは出版取次や物流などを行う業界大手。書店の無い地域に本を届ける方法や読書推進の方法を模索している中で、クラブのシャレン活動に着目。山中湖村も書店が無い地域であり、クラブより山中湖村を紹介。3社で打ち合わせを行う中で、クラブが行う「教育」を核とした「Vent+実育山梨」の活動に共感していただき、「Vent+スクールCUP in 山中湖 U-9 」に読書やトーハンが持っているアクティビティ要素をプラスした「教育」的観点を盛り込むことに。4回目を迎える大会自体をブラッシュアップすることにしました。
◇サッカー大会に新たな付加価値を
大会当日、ピッチ近くの広場に「LAKE YAMANAKA FESTIVAL」と題し、移動本屋をオープン。読書スペースを確保し、子どものほか、保護者も子どもが試合をしていない時間帯に本屋を訪問。また、薪割りと焚火を体験出来るスペースも用意。山中湖・富士山を背景に、大人から子どもへ、子どもから大人へ。参加者みんなで取り組む読書・アクティビティに、大会の新たな可能性を見出すことが出来ました。
次年度に向けて会場内の導線や、試合時間とアクティビティの調整、告知方法など課題は山積み。
しかし、今まで少しずつ積み上げてきたものが、また新たな可能性となり、地域に蓄積され、財産になる日が来るまで。
「ヴァンフォーレ甲府は、人々をつなぎ幸福をもたらす存在になりたい」