シャレン!/Jリーグ社会連携

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FC東京

「NO PLANET、 NO TOKYO」が描く未来。少年たちの夢を育む「HIGH HOPE」

FC東京は4年前より「NO PLANET, NO TOKYO」と題し、これからの未来を担う子どもたちと共に社会や地域課題解決の方法を考えるきっかけにした取り組みを継続しています。 ファン・サポーター、地域のみなさま、クラブに関わる様々な企業のみなさまと一体となり、FC東京を通して子どもたちに考えるきっかけを作り、またステークホルダーと共に考える機会になるように様々な場づくりをしてきました。今年は賛同頂く企業の輪がの昨年の23社から46社に増え、様々な活動がサステナブルに、そして新しいチャレンジをすることも可能となりました。取組みの一つで連携を継続している多摩少年院との「HIGH HOPE」プログラムを紹介します。

活動場所
味の素スタジアム、多摩少年院、その他
協働者
行政、 企業、 住民、 学校、 学生、 NPO、 ファン・サポーター、 スタジアム、 民間団体、 飲食店、 選手、 一般社団法人、 ボランティア、 公益財団法人
協働者名
NO PLANET、 NO TOKYOパートナー企業、東京都など

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト

2.HIGH HOPE

ストーリー

秋晴れの11月3日「NO PLANET, NO TOKYO」と題した4年目のマッチイベントを開催。この取り組みは未来を担う子どもたちや地域の人々と共に、社会課題解決への一歩を踏み出すことを目的としています。
今年は昨年の23社から46社のサポートを得て、サステナブルな社会連携活動を展開しました。当日は、SDGsや「NO PLANET, NO TOKYO」の趣旨を体験を通じて学べるワークショップを実施。また試合日以外でも、インクルーシブフットボール体験会やスポGOMI大会、東京都との連携によるHTT×キャラバン隊など、多くの老若男女が参加し、大きな盛り上がりを見せました。

その中で特に伝えたいのが、多摩少年院で実施された「HIGH HOPEプログラム」です。少年たちが自らの夢や目標を見つけ、社会の一員として力強く歩む力を養うことを目的としています。石川直宏CGと中馬氏が講師を務めたこのプログラムの2日間は、濃密な学びと刺激ある時間となりました。

【少年たちの変化】
参加した少年の一人は、感想文にこう記しました。「石川さんと中馬さんの話を聞き、夢を持つ大切さを学びました。それはただ見つけるものではなく、実現のために道筋を考え、行動するものだと知りました」初めは自分にできることに自信を持てず、半信半疑だった彼も、プログラムを通じて目標に向き合う姿勢を育み、未来に希望を抱くまで成長しました。また、別の少年は「人の夢を応援できる人間でありたい」と語り、その背景には仲間との対話を通じて芽生えた新たな気づきがありました。「誰かのために生きる」という石川氏の言葉に深く感銘を受けた少年も、自己中心的だった自分を見つめ直し、他者との関わり方を考えるようになったと話します。さらに、プログラム内で行われた夢を語り合うセッションでは、互いに刺激を受け、支え合う姿が見られました。個々の夢が語られる場は、少年たちにとって新たな可能性を知り、自信を持つ機会となりました。

【未来への決意】
プログラムを終えた少年たちは、新たな決意を胸にしました。ある少年は「夢を語る大切さを知り、周囲の応援が自分の力になると実感しました。これからは社会に出て、感謝を行動で示していきたい」と語りました。
2016年から始まった多摩少年院との連携は、院外学習のサポートから、院内での交流へと進化しました。少年たちが自らと向き合い、社会で活躍する力を育むこの取り組みを継続していきます。「NO PLANET, NO TOKYO」の下、これからもサッカーを通じて地域と未来をつなぐクラブとして挑戦を続けます。「わたしたちのくらしの未来につながるゴールを」目指して、活動の輪を広げていきます。

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