シャレン!Jリーグ社会連携


FC岐阜
SDGs「食とWell-being」推進イベント
FC岐阜では、社会の様々な課題に対して、スポーツを通じて解決できるように取り組んでおり、「SDGs」に対しても、クラブ活動やホームタウン活動を通じて、パートナーシップで目標を達成できるよう取り組んでいます。
2024シーズンには、子どもたちが「お米づくりを体験」し、農業の大切さを学んでもらうとともに、「どろんこサッカー」を通して、体を動かす楽しさを味わってもらうことを期待し、SDGs「食とWell-being」推進イベントと題した「田植え体験&どろんこサッカー」「稲刈り体験&おにぎりづくり」を実施しました。
- 活動場所
- JAぎふ アグリパーク鈴ヶ坂(構造改善センター)ほか
- 協働者
- 行政、企業、農業団体
- 協働者名
- 岐阜市役所、JAぎふ、方県南部営農組合、中部電力パワーグリッド株式会社、株式会社ジーケーエス
協働者の声
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JAぎふ/南谷 武司 氏
田植えや稲刈りだけでなく、どろんこサッカーも同時に実施することで食育と健康増進を推進するというコンセプトに最初は驚きましたが、イベントにて終始笑顔の子どもたちを見て、大成功だったと実感しています。行政やパートナー企業と連携した「オール岐阜」を掲げるFC岐阜らしい企画となり、子どもたちの気づき・学びの場の提供に携わることができて良かったです。
活動詳細情報
1.公式サイト①
2.公式サイト②
3.JAぎふHP
ストーリー
岐阜市をはじめ、パートナー企業と連携し、SDGs「食とWell-being」推進イベントを企画しました。岐阜市内の小学1年生~小学6年生計40名に参加いただき、春と秋にイベントを実施しました。
1 座学・体験型講座(楽しみながら知識の習得)
各体験を前に、座学としてSDGs講座、食農講座、節電に関する講座を実施しました。
2 高齢者交流・健康体操(世代を超えた交流)
サントリーウエルネス(株)がJリーグと協働して推進している「Be Supporters!」と本企画を融合させ、高齢者の方々もイベント会場へお越しいただき、ボールを使った健康体操やどろんこサッカー見学を通して、世代を超えた交流を図りました。
3 田植え体験(お米作りを通した食育)
苗を少しずつ手に取って田んぼに植えるという地道な作業を通して、普段食するお米の大切さを子どもたちに感じてもらえる貴重な機会になりました。
保護者が田植えに参加する姿も見受けられ、親子で楽しみながら食育を学ぶ場ともなりました。
4 どろんこサッカー(サッカーを通じた健康増進と交流)
2023シーズンまでFC岐阜でプレーしていた田中順也氏やバレーボール女子VリーグのJAぎふリオレーナ皆川莉乃選手、那須彩香選手をゲストに迎え、子どもたちと一緒に田んぼの中でサッカーを楽しみました。
泥だらけになりながら一生懸命にサッカーする子どもたちは終始笑顔で、非日常の体験を通して体を動かすことの楽しさを感じてもらいました。
その様子を見学し、子どもたちから元気がもらえる!と嬉しそうに語る高齢者の方々の笑顔も印象的でした。
5 稲刈り体験(収穫で感じるお米への愛着)
大きく育った稲を小さな手で握り、使い慣れない鎌で必死に収穫する子どもたちの表情は真剣そのもので、苦労して収穫した後には満面の笑みを浮かべていました。自身で植えた稲が育ち、それを収穫する喜びを感じたことで、早く食べたい!の声が多く聞かれました。
6 おにぎりづくり(食のありがたさを感じる)
電気自動車を活用して炊飯器でご飯を炊き、防災意識の醸成も図りました。
炊けたご飯で各々が好きなおにぎりを握り、約1合分の量を一人で食べ切る普段と違う我が子の姿に驚く保護者の方もみえ、食育の重要性を実感されていました。
7 お米の活用(子どもたちに夢を!)
収穫したお米は、「フードドライブ」と同様に岐阜県社会福祉協議会・子どもの居場所応援センターを通じて、子ども食堂などにお届けする予定です。
