シャレン!Jリーグ社会連携


ザスパ群馬
生分解性を有する循環型プラスチック「PLA」を活用した食品容器堆肥化プロジェクト
ザスパ群馬では、クラブオフィシャルパートナーであるソーダニッカ株式会社様、リスパック株式会社様とともにエコスタジアムプロジェクトの一環として、生分解性を有する循環型プラスチック「PLA」を活用した食品容器をスタジアムグルメ出店店舗に導入し、排出された同容器を堆肥化させるプロジェクトを行なっております。
- 活動場所
- 試合会場・ザスパーク(クラブハウス)
- 協働者
- 企業、 ファン・サポーター、 スタジアム、 飲食店
- 協働者名
- ソーダニッカ株式会社、リスパック株式会社
協働者の声
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リスパック株式会社/和田 政徳 氏
生分解性を有する循環型プラスチック「PLA」をスタジアム出店店舗の皆様に使用いただきグルメ容器として提供。サポーターの皆様に容器回収の協力をいただき実現しました。プラごみから堆肥をつくる取り組みを実現しつつ、今後はタオマフ等のグッズにも展開できるよう頑張ります。
活動詳細情報
1.公式サイト
ストーリー
本プロジェクトは2023シーズンにソーダニッカ株式会社がザスパエコスタジアム活動に共感しオフィシャルパートナーに参画したことをキッカケに始まりました。その後、リパック株式会社も加わり、プロジェクトが本格化しました。
2024シーズンでは、9月7日(土)に開催したザスパ群馬ホームゲーム・ベガルタ仙台戦にて、本試合を「SDGsデー」と称し、スタジアムグルメ8店舗様にPLA容器を導入いただき、本取り組みの実証実験を行いました。実証実験の内容としては、「PLA」容器を使用した対象メニューをご購入いただいたお客様に、お食事後はスタジアム内エコステーションに設置した回収BOXに返却いただき、ザスパ群馬で回収するといった取り組みを行いました。
回収した「PLA」容器は、ザスパ群馬のクラブハウス「GCCザスパーク」に設置されたコンポスターに投入し、同施設内にあるレストラン「ザスパ×TANITA」で排出される食物残渣と共に堆肥化を行いました。今後は本取り組みによってできた堆肥を使用して施設内の空き地に農地をつくる予定です。ザスパでは地元農家の方々と連携して、「ザスパファーム」というサービスをはじめており、選手やサポーターと一緒に農業を楽しむ試みを進めております。そちらの活動との連携を予定しております。
「SDGsデー」にご来場いただいた方への啓蒙活動、および翌日の回収した「PLA」容器の仕分け、およびコンポスターへの投入等本プロジェクトに対し、よしもと芸人で、群馬住みます芸人、SDGs芸人でもある、アンカンミンカンの富所氏にご協力いただきました。クラブだけではなく、地元タレントの方と一緒に活動することでサッカーファン以外にも訴求していく予定です。
本取り組みを拡大することで、スタジアムから排出されるゴミの減量に取り組み、また排出されたゴミをゴミとして扱わず、新たな資源として使用することで、スタジアムを起点とする資源循環システムの構築を目指します。
また、こうした取り組みをファン・サポーター、協力いただく関係者様に推進していくことで、エコなスタジアムを実現するだけでなく、共に持続性のある地域づくりを推進していきたいと考えております。
