シャレン!Jリーグ社会連携


ヴァンラーレ八戸
ヴァンラーレ八戸『School Trip Day』
この先、この地域を担うこどもたちに、私たちプロスポーツチームはなにができるのか。
「地域の未来を担う子どもたちに楽しみや希望、夢、地元への愛着を与えること」ホームタウンの子どもたちに教育的価値を提供すること、社会科見学の多様化、自分たちが住むまちにプロスポーツチーム存在があることを実感してもらうことを目的とした、“社会科見学”&“遠足“実施する企画、「School Trip Day」
スタジアムが社会科見学の場に。ホームタウン内の小中学生約1700名が参加した。スポーツの多様化、プロスポーツの可能性を追い求めていきたい。
- 活動場所
- プライフーズスタジアム
- 協働者
- 行政、 企業、 学校、 学生、 選手、 プロスポーツクラブ
- 協働者名
- エプソンアトミックス株式会社、株式会社デーリー東北新聞社、株式会社吉田産業、明治安田生命保険相互会社八戸支社、八戸中央青果株式会社、株式会社高橋林業、株式会社タカサキ興業、青森県立種差少年自然の家、JR八戸駅、株式会社ヘプタゴン、株式会社アケア、八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部、青森県八戸警察署、防衛省自衛隊青森地方協力本部八戸地域事務所、八戸市、三沢市、十和田市、階上町、おいらせ町、三戸町、五戸町、六戸町、七戸町、南部町、東北町、横浜町、田子町、野辺地町、新郷村、六ケ所村、ホームタウン16市町村教育委員会、八戸学院光星高等学校、参加小学校・中学校
協働者の声
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南部町立南部小学校/田中 将 氏
スタジアムでのサッカー観戦は、熱気と興奮の連続でした。選手たちの激しいプレー、観客席から響く大歓声。テレビでは、決して味わうことのできない空気感。子どもも大人も目を輝かせて試合に見入っていました。大きな声で応援し、会場全体が一体となる経験は、子どもたちにとって大変有意義でした。
活動詳細情報
1.デーリー東北
3.公式X①
4.公式X②
5.公式X③
ストーリー
青森県の人口減少率は全国2位。ホームタウン16市町村には、現在約3万人の小中学生が在住している。
これからこのまちを担っていく子どもたちに、私たちができることは何か。
9月6日、福島ユナイテッドFC戦。授業の一環として、ホームタウンの小中学生約1,700名がスタジアムに集まった。
試合を観戦するだけではなく、スタジアムでたくさんの思い出と経験を。サッカーを通じて、教育的価値を提供し、社会科見学の多様化を体現すること。そして、自分たちが住む場所にプロスポーツチームがあることを知ってもらうきっかけになった。
模擬競り、ドローン操作、家の設計、伐採体験、AI体験、はたらくクルマの展示、ニュースポーツや選手のサッカー教室などパートナー企業様をはじめとした14の職業体験のブースには約800名の児童が参加した。児童数の減少により、社会科見学の実施が難しくなっている学校もある。会場は子どもたちの笑顔とご協力いただいた企業の皆様の笑顔で溢れかえった。
一番楽しみにしていてくれた試合観戦では、ボールが高く上がったり、ロングキックを蹴っただけでも歓声が響き、ひとつひとつのプレーに眼を輝かせていた。最初は座って試合を見ていた子ども達も、試合が進むにつれて、立ち上がり、声を出して応援したりフラッグを振ったり、選手と共に悔しがる姿が印象に残る。
普段我々が見ていて当たり前のプレーだが小学生にとっては、「憧れのサッカー選手」であり、より身近になるきっかけにもなったのではないか。
「楽しかったね」「また来たいね」と笑顔で帰っていく子どもたちの姿は印象的であり、勝つことよりも大切なことがあるのではないかと気づかされた。サッカーの試合が、社会科見学の場になること、スポーツは試合を見るだけではない。様々な形があり、今後はより多くの皆様と連携し、子どもたちへの教育的価値の提供を目指していきたい。
