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ギラヴァンツ北九州
農業体験プロジェクト
2021年より「農業体験プロジェクト」として、食の有難みや大切さを知ること・地域との連携により街の活性化や発展に寄与することを目的にスタートし、昨年で4回目のプロジェクト実施となりました。このプロジェクトは、苅田町、農事組合法人白川広域営農組合、苅田町子ども会育成連合会、そしてギラヴァンツ北九州という4者の取組みになっており、ギラヴァンツ北九州アカデミーの選手と子ども会のメンバーがと共に「白川米」の種まきから収穫までを行っています。収穫したお米はホームゲームで販売し、2024年の売上金で苅田町の親子50組100名をホームゲームに招待しました。
- 活動場所
- 苅田町白川地区、苅田町立白川小学校、苅田町立西部公民館、ミクニワールドスタジアム
- 協働者
- 行政、 住民、 ファン・サポーター、 スタジアム、 農業団体
- 協働者名
- 苅田町生涯学習課、農事組合法人白川広域営農組合、苅田町子ども育成連合会
協働者の声
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苅田町役場生涯学習課/西本 竜二 氏
このプロジェクトは、地域とプロスポーツチームとの連携による、子どもたちの育成に大きく貢献していると考えています。子どもたちは、稲作を通して、命の尊さや食の大切さを学び、地域への理解を深めています。今後も、このような取り組みを通じて、子どもたちの健全な成長を支援し、地域全体の活性化に繋げていきたいと考えております。
活動詳細情報
2.公式サイト①
3.公式サイト②
4.公式X
ストーリー
2021年より、フレンドリータウンの苅田町・苅田町子ども育成連合会・農事組合法人白川広域営農組合・ギラヴァンツ北九州の4者で始まったこの取組みは昨年で4年目を迎えました。苅田町白川地区の肥沃な土と、国の天然記念物に指定されている平尾台から流れ出る水で育ったおいしい苅田白川米をつくるプロジェクトとなります。ギラヴァンツ北九州からはアカデミー選手が参加し、農事組合法人白川広域営農組合の方々に農業のノウハウを提供いただき、苅田町子ども育成会のメンバーと共に各年の4月~9月までの期間を一緒に活動しました。
「農業プロジェクト」では種まき~収穫までギラヴァンツ北九州アカデミーU-13、U-14、U-15がそれぞれ担当しています。4月に実施の「種まき」はU-13が担当し、①苗箱に床土を敷く②籾種をまく③土をかぶせるという工程を実施。初めての体験となりましたが、農事組合の方々と声をかけ合いながら実施しました。6月に実施の「田植え」はU-14が担当し、田植え前には子ども会のメンバーと体育館でボールを使ったレクリエーションを行うふれあい体験も実施しました。現在では機械による田植えが主流となっていますが、横一列に並んで一列ずつ植えていく”横縄植え”という植え方で、一列終わったらまた次の一列へと移動しながら植えていき、小学生との交流を楽しみながら、普段食べているご飯がどのように作られているかを学ぶと共に食のありがたさや大切さを知る活動となりました。9月に実施の「稲刈り」はU-15が担当し、稲刈りの前にはふれあい体験を実施しました。田植えと同様、機械での稲刈りが主流ですが、鎌を使用した稲刈りを実施し、無事収穫することができました。収穫したお米は10月初旬に袋詰めが完了し、ホームゲーム4試合で販売することができました。販売は、アカデミー選手とトップチームの選手が一緒に行い、ファン・サポーターの皆様に声掛けを行い、楽しく販売していました。また、2022年には農林水産省職員が運営するYouTube「BUZZMAFF(バズマフ)」にて活動を取り上げていただていますので、活動詳細情報よりぜひご覧ください。
2025年は5年目の活動となりますが、引き続きフレンドリータウンの皆様と協働し、「農業体験プロジェクト」をはじめとする様々な活動を通じて、持続可能な社会貢献を目指していきます。
