シャレン!Jリーグ社会連携


ヴァンフォーレ甲府
LAKE YAMANAKA FESTIVAL ~2つの地域課題にアプローチするサッカー大会~
「6月の閑散期をヴァンフォーレと一緒に盛り上げたい!」
「書店の無い山中湖村で本に触れ合う機会を!」
これら2つの地域課題にアプローチするサッカー大会。
今年のサブテーマ「子どもたちの可能性を広げる1日」とし、新たなパートナーを多く迎え、売り上げで山中湖村に児童書を寄贈することができました!
ヴァンフォーレは“やまなし”にとってフットボールクラブを超えた存在となるため、これからも活動を続けます。
- 活動場所
- 山中湖交流プラザきらら、山中湖村役場
- 協働者
- 行政、企業、住民、学校、学生、ファン・サポーター、民間団体、飲食店、プロスポーツクラブ、サッカー大会参加4種チーム
- 協働者名
- 山中湖平野旅館民宿組合、株式会社トーハン、山中湖村、山中湖村教育委員会、山中湖村観光協会、株式会社ホンダモーターサイクルジャパン、株式会社ティー・プロ・イノベーション、ファイヤーサイド株式会社、株式会社カンゼン、株式会社徳間書店、株式会社評論社、株式会社PHP 研究所、オイスカ山梨県支部、株式会社ミズノスポーツサービス、オエムシくん、山中湖村内小中学校など
協働者の声
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株式会社トーハン/日野 賢太郎 氏
本年は「教育」というテーマを掲げて、「スポーツ」と「本」に加え様々なコンテンツを詰め込んだイベントを開催することができました。昨年と比較しパートナー企業様も増え、イベント売上の一部を原資として書店の無い山中湖村の小中学校へ図書を寄贈するという新たな取組も実施することで、無書店地域の解消、スポーツと本を通した地域活性化に繋がる取組となったと感じています。
活動詳細情報
1.KICK OFF! YAMANASHI YouTube①
2.KICK OFF! YAMANASHI YouTube②
3.公式サイト①
5.公式サイト②
9.NHK公式HP
10.YBS山梨放送HP①
11.YBS山梨放送HP②
ストーリー
2つの地域課題にアプローチしたサッカー大会開催。
◇6月の閑散期をヴァンフォーレと一緒に盛り上げたい!
7年前、山中湖平野旅館民宿組合からの連絡で共に作り上げたサッカー大会「Vent+スクールCUP in山中湖」。県内外から大会に参加する小学生と指導者が毎年約200名宿泊するきっかけとなりました。
◇書店の無い山中湖村で本に触れ合う機会を!
1年前、株式会社トーハンからの連絡。「本×サッカー」をキーワードに、イベント「LAKE YAMANAKA FESTIVAL」を実施。サッカー大会会場に本と触れ合えるスペースを設置。サッカー大会に付加価値を付けました。
◆子どもたちの可能性を広げる1日
2年目は上記をサブテーマに、エリアを4つに分けました。
「サッカー大会」エリアでは引き続き「Vent+スクールCUP in山中湖」の実施。「読書&焚火」エリアでは、移動販売車「Honjour! Car」による本の販売を中心に、薪割り体験や焚火コーナー、謎解きイベントなどを開催。「アクティビティ」エリアでは、子ども用バイク体験や大人用EVバイク体験を実施。木の遊具で遊ぶことができる木育スペース、キックターゲットや似顔絵教室などスポーツに限らず様々なアクティビティを実施。「グルメ」エリアでは、県内外のグルメ販売、特産品の販売を実施。
2つの地域課題にアプローチすることを継続しつつ、さらに「子どもたちの可能性を広げる」ために様々な「体験」ができるエリアを多く設けました。その結果、引き続き山中湖村と山中湖村教育委員会より後援としてサポートをいただきながら、1年目より来場者は約700人増、当日関わってくれたパートナーは20社増、協賛いただいた出版社は4社となり、全体的な売り上げも昨年を大きく上回ることができました。
◆山中湖村へ児童書の寄贈
イベントから2か月、売り上げの一部で児童書を購入し、山中湖村へ114冊を寄贈。これらは村内の小中学校3校へ展開され、現在はそれぞれの学校図書館で子どもたちに親しまれています。
また、このイベントに参加したパートナーが山中湖平野旅館民宿組合と交流を深めており、新たな関係性構築にも一役買うことができました。
クラブ理念「ヴァンフォーレ甲府は人々をつなぎ幸福をもたらす存在になりたい」ということを、2つの地域課題にアプローチしつつ、新たなゴールを設定したことによって、体現することができました。
今後も豊かなプロヴィンチア「山梨」づくりにフットボールクラブを超えた存在になって貢献するため、活動していきます。
