シャレン!Jリーグ社会連携


名古屋グランパス
1万人と踊ろまい!盆踊り「グランパス音頭」で地域のつながりを取り戻すプロジェクト
コロナ禍を経て、愛知・名古屋では地域住民の交流の減少が課題になっています。特に、地域の活気を象徴する夏まつり・盆踊り大会の減少は、地域の繋がりが薄れる要因の一つとなっています。
こうした状況に向き合い、「グランパス音頭めちゃんこ広め隊」を結成。クラブが制作したオリジナル盆踊り「シャチほこれ!グランパス音頭」をグランパスくんやチアグランパスと一緒に踊ることで、地域の皆様が新たなつながりと活気を取り戻していただけることを目的に展開しました。
- 活動場所
- 名古屋市のお祭り&イベント(11会場)、愛知県のお祭り&イベント(9会場)、豊田スタジアム(3試合)
- 協働者
- 行政、企業、住民、学校、協議会、ファン・サポーター、スタジアム、民間団体、選手、公益財団法人、商店街振興組合
- 協働者名
- 名古屋おもてなし武将隊 事務局、日本民踊研究会、名古屋市立小中学校PTA協議会、豊田市商業観光課、みよし市協働推進課、安城市商工課、安城産業文化公園デンパーク、今池商店街連合会、刈谷南部商業発展会、桜山商店街振興組合、円頓寺商店街振興組合、円頓寺本町商店街振興組合、柳原通商店街振興組合、公益財団法人名古屋まちづくり公社、常滑市教育委員会、中部国際空港株式会社、公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団
協働者の声
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名古屋おもてなし武将隊 事務局/永田 倫正 氏
「名古屋おもてなし武将隊」は、グランパスとともに地域連携の活動を行ってきました。武将隊の主催する盆踊り大会への「めちゃんこ広め隊」の参加や、スタジアムでのコラボレーション等を通じて地域の活性化に貢献できたと考えています。今後も両団体で力を合わせ、盆踊りをはじめとした名古屋の魅力を国内外に発信してまいります。
活動詳細情報
1. 公式サイト①
2. 公式サイト②
ストーリー
【シャチほこれ!グランパス音頭の制作】
名古屋の盆踊りは昔から独自性があり、「ダンシングヒーロー」が定番曲として認知されている等、日本民謡研究会が中心となりポップな盆踊り文化が根付いています。一方でグランパスは毎年夏に「スタジアムで街で、クラブと地域がひとつになる」を掲げて『鯱の大祭典』を実施しており、その一環で地域のお祭りを盛り上げるために日本民謡研究会と一緒に「シャチほこれ!グランパス音頭」を制作しました。当初は地域のお祭へグランパスくんやチアグランパスが伺い、皆様と一緒に踊る計画でしたが、コロナ禍の影響で広げることができませんでした。
【グランパス音頭めちゃんこ広め隊の結成】
地域では人々の交流の場が減少している中、2024年はいよいよリアルイベント開催の機運が高まりました。今こそグランパス音頭で地域を盛り上げようと、「グランパス音頭めちゃんこ広め隊」を立ち上げ、各地のお祭りにグランパス音頭を展開できる体制を整えました。自治組織へ直接足を運び、協力を依頼。課題への共感を得ることで、名古屋市立小中学校PTA協議会やみよし市行政区長会などの様々な団体に企画のPRへ協力いただくことができました。
さらに、クラブ全体をあげてチアグランパスの振り付けや、クラブスタッフ、グランパスくんの踊る動画を撮影してSNSで発信。「グランパス音頭を選手たちが踊ってみた!」動画では選手の親しみやすい一面を公開し、プロジェクトの魅力をファンサポーターへ広げました。その結果、20会場以上で実施いただき、延べ1万人以上の方に参加していただきました。
お祭りの主催者からは「グランパスくんやチアグランパスが参加してくれたおかげで、いつも以上に盛り上がりました。」「グランパスサポーターが地域のお祭りを盛り上げてくれました、次回もぜひお願いしたいです。」などのお声をいただきました。
『グランパス音頭めちゃんこ広め隊』は、盆踊りを通じてスポーツファンが地域の夏祭りに参加するきっかけになると共に、地域の盆踊り文化の活性化の一助となる活動として実施しました。この活動は今後も拡大し、スポーツの力でより多くの人々に交流を通した地域の魅力や元気をお届けしたいと考えています。
