シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

アスルクラロ沼津

形を変えて宝物に(アップサイクルワークショップ)

アスルクラロ沼津は、三島市に拠点を置く日本大学国際関係学部と連携し、地域社会への貢献や持続可能な社会に向けた取り組みを強化しています。この協力を通じて、地域のニーズに応えつつ、サステナビリティの重要性を広めることを目指しています。
学生たちの発案・運営で、ホームゲームにて、選手の古着をくるみボタンにリメイクするアップサイクルワークショップを実施いたしました。当日は子どもから大人までたくさんの方々が、「捨てられるはずの物が形を変えることで新たな価値を見出す体験」をすることができました。

活動場所
ホームゲーム会場
協働者
学校、学生、ファン・サポーター、選手
協働者名
日本大学国際関係学部、ファン・サポーター、アスルクラロ沼津選手会

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト

ストーリー

選手の古着を「くるみボタン」にリメイクするアップサイクルワークショップは、学生たちがホームゲームでサポーターの皆さまに、サステナビリティについて体験を通して楽しく学んで欲しいという想いから開催されました。学生たちは、アイデアを出し合い、計画を練り、当日の運営まで手がけました。

選手の使わなくなった私服や練習着の柄が「くるみボタン」のデザインになるため、サポーターの皆さまは喜んで製作してくれました。

学生たちは開催の半年前にホームゲームに実際に出向いてボランティアとして参加し、パンフレットの配布やゴミ袋の交換等を通して、試合会場の状況を視察しました。

2回目に来場の際には、ゴミの分別活動に注目し、新たに飲み残し用のバケツとペットボトルキャップ専用のカゴを、すべての場所に設置しました。試合終了後には、ボランティアの方々を募り、観客席の下やスタジアム周辺のゴミ拾いを実施しました。学生たちは、ゴミの分別やゴミ拾い等の環境保護活動を通して、アップサイクルワークショップの実施に至りました。

アップサイクルとは、捨てられるはずの物の形を変えることで新たな価値を見出し再び利用していくという持続可能な社会に貢献する手法の一つです。大量生産・大量消費という使い捨て産業が主流となった現代で、古いものの形を変えることで、世界に一つのものを作ることができるというアップサイクルの考えを、ワークショップを通して知って欲しいといった学生の思いが込められたイベントとなりました。

たくさんの子どもたちが参加してくれたこの活動は、次世代に対して持続可能な社会の実現に向けた意識を育む貴重な機会となりました。

今回のアップサイクルワークショップは、学生たちの発案と計画によって実現しました。しかし、この活動で終わるわけではありません。アスルクラロ沼津と日本大学国際関係学部は、今後も協力を続けていき、地域社会への貢献や持続可能な社会に向けた取り組みを共に推進していきます。

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