シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

大分トリニータ

産官学連携で大分を元気に!ホームゲームイベントで人々の交流を。

2024年シーズンのホーム最終戦の冠デーを「ホームゲームを活用して、人々の交流を促し、大分を元気にしよう!」をキーワードに、冠デーのパートナー企業だけでなく、その主旨に賛同した地元企業、行政、地元大学と連携してイベントを行いました。あわせて、イベントの効果を定量的に計測し可視化することで今後の活動のブラッシュアップに活かそうと、SROI(社会的投資収益率)の検証を実施しました。後日、検証結果の報告会と来期に向けてのワークショップをすべてのステークホルダーが一堂に会して開催する予定(1/22@東京)です。

活動場所
レゾナックドーム大分(現:クラサスドーム大分)
協働者
行政、 企業、 学校、 学生、 スタジアム、 選手
協働者名
ネットワンシステムズ株式会社、株式会社大分放送、ジェイリース株式会社、大分大学、日本文理大学、帝京大学塚本拓也研究室、筑波大学松尾博一研究室、大分県

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト①

2.公式サイト②

3.ネットワンシステムズ①

4.ネットワンシステムズ②

5.Jリーグ公式応援番組チャンネルYouTube

6.テレビ大分

ストーリー

2024年シーズンホーム最終戦のイベントは、冠デーのパートナー企業で2020年からソーシャルアクションパートナーとして協働しているネットワンシステムズ株式会社だけでなく、地元企業と大分県、地元大学の学生たちも企画段階から参画し、産官学協働プロジェクトとして進行しました。
メインテーマは「ホームゲームを活用して、人々の交流を促し、大分を元気にしよう!」。全体での企画会議の上「応援グッズ継承(リユース)ブース出展」「手作り応援グッズ制作ワークショップ」「選手も一緒にバトンをつなぐユニバーサルスポーツリレー」といったイベントを実施することになりました。

企画会議では学生たちを中心に、企業、行政の他、学生ならではの自由な発想で、議論はおおいに盛り上がりました。とりわけ「応援グッズ継承(リユース)イベント」の企画と当日運用を通じて感じられたのは、学生のような若い世代ほど環境保全活動に理解が深く積極的だということでした。また、参加されたファン・サポーターの皆様も主旨に賛同され、また来場したいというお声が多かったことは大きな成果でした。

さらに、これらのイベントでは帝京大学塚本拓也研究室、筑波大学松尾博一研究室の協力で来場者アンケートも実施しました。この結果や各ステークホルダーへの満足度調査を元に算出されたSROIの総合値は4.21(=投入した金額の4.21倍の価値がある)となり、投資金額を超える数値を出すことができました。

各ステークホルダーへの事後インタビューでは、特に環境保全に関するイベントに関連して、このような意義深い活動をいかに持続していけるか?という意見が多く寄せられ、身近な地域におけるサステナビリティの取り組み方や、意識向上が図られたように思います。

締めくくりとして1月末には各企業、大分県、地元の大学生および帝京大学学生も参加して、これら一連の活動の報告会と来期以降に向けて「地域創生×気候変動問題」をテーマにしたワークショップも行います。大分の大学生と東京の大学生との融合で、さらに興味深い意見やアイデアに触れられるのではと期待しています。この取組が、大分トリニータにとどまらず、将来的に広く地域社会の活力になると信じて続けていきたいと考えています。

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