Jクラブと紡ぐ、 サステナブルな地域と地球。

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Why We Do Jリーグと サステナビリティ

芝生の上でサッカーボールを追いかける子どもたち

Jリーグは、「スポーツで、もっと、幸せな国へ。」という百年構想のもと、全国60のクラブとともに、それぞれのホームタウンで歩んできました。そして「百年構想」という名が示すように、Jリーグが見つめているのは、いまだけではありません。子どもたちが青空の下でボールを追いかけ、誰もが自分らしくスポーツを楽しみ、地域の中で人と人が自然につながっていく。そんな風景を、いまも、これからもつないでいきたいと思っています。

だから、Jリーグにとってサステナビリティは新しく加わったテーマではありません。地域とともにスポーツ文化を育み、ホームタウンとともに発展していくというJリーグ創設時からの理念を、未来へつないでいくための大切な土台です。

地域が元気であれば、クラブにも活力が生まれる。クラブが活躍すれば、地域にも誇りと賑わいが広がっていく。Jリーグとホームタウンは、互いに力を送り合う関係にあります。

Jリーグはクラブ、そして全国のホームタウンとともに、好循環の波を広げていきます。

緑の中を歩く子どもたち
試合後に喜び合う選手たち
スタジアム風景

Three Themes Jリーグが 取り組む3つのテーマ

Planet

サッカーのある風景を 次世代につなぐ

People

誰もが自分らしく 参加できる社会へ

Community

「お互いさま」が広がる 温かい地域へ

Jリーグが目指すのは、地域に根ざしながら、サッカー・スポーツを、未来へつないでいくこと。そのために「環境的にも、社会的にも、経済的にも、持続可能な形で、地域と共に発展を遂げることに貢献する。」それが、Jリーグのサステナビリティにおけるミッションです。そしてこのミッションを実現するために、60クラブのホームタウンで、 「Planet(サッカーのある風景を、次世代につなぐ)」 「People(誰もが自分らしく参加できる社会へ)」 「Community(『お互いさま』が広がる温かい地域へ)」 の3つをテーマに掲げ、多様なステークホルダーとともに取り組みを進めています。

Planet

サッカーのある風景を 次世代につなぐ

スポーツを楽しむためには、健全な地球環境が欠かせません。Jリーグは2021年の環境省との連携協定を皮切りに、気候変動への取り組みを本格化させました。2023年からは全公式試合——年間約1,200試合の電力を再生可能エネルギーでまかない、電力由来のCO2排出量を実質ゼロとしています。2024年には気候アクションロードマップを策定し、各クラブの活動状況を“見える化”する仕組みも整えました。子どもたちが青空の下でボールを追いかけられる未来を、Jリーグは全力で守っていきます。

( Our Goals ) 目指す状態

  • クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再生可能エネルギーや環境負荷の少ない移動手段、サーキュラーエコノミー推進などの枠組み、および、CO2吸収を担う森や土や海などの自然環境の保全や再生が広がっている
  • 2040年に、Jリーグ・全60クラブがネット・ゼロ(GHG排出量実質ゼロ)を実現している

※「ネット・ゼロ」とは、地球温暖化の主な原因である温室効果ガスが排出される量と吸収・固定される量の差し引きがゼロになること。カーボンニュートラルともいう。

( Our Actions ) 活動事例

People

誰もが自分らしく 参加できる社会へ

サッカーには、言葉や立場の違いを超えて人と人をつなぐ力があります。Jリーグは「障がいのある方」「外国人」「子どもの支援」「高齢者」「ジェンダー平等」「さまざまな方が一緒に活動」という6つの目的に沿った活動を推進し、全60クラブがそれぞれの地域で取り組みを展開しています。同じチームを応援し、地域の活動に参加する。そして時には、これまでとは違う役割を担って自分なりの方法で貢献する。そんな一人ひとりの変化の積み重ねによって、すべての人が尊重され、自分らしく生きられる社会がつくられていきます。

( Our Goals ) 目指す状態

  • スタジアムやクラブのイベントを通じて、多様な人々・多世代の交流が広がっている
  • 関わりが広がることで、お互いへの理解・共感が広がり、ともに楽しむ姿勢が定着している
  • 周囲を思いやって行動するサッカーファミリーが増え、それぞれの日々の活力や生きがいにつながっている

Community

「お互いさま」が広がる 温かい地域へ

Jリーグの原点は、地域と共に歩むことです。60のクラブは年間3万2,000回以上のホームタウン活動を通じて、サッカーの普及やスポーツ振興にとどまらず、介護予防・健康増進、教育、まちづくりなど、地域の幅広い課題に向き合ってきました。スタジアムやクラブ施設を拠点に、地域をつなぐ存在として人と人との顔の見える関係性を一つずつ紡いでいく。その先に、互いに支え合い、感謝の気持ちが広がる温かい地域があると考えています。

( Our Goals ) 目指す状態

  • スタジアムやクラブの関連施設など、クラブをハブとした活動を通じて、サッカーファミリーの地域への関心が高まっている
  • 声を掛け合い、地域の発展や課題解決に取り組む人々が増え、コミュニティ活動が活発になっている
  • コミュニティが地域社会にとって欠かせない存在になり、地域の人々が日常的に支え合っている

Jリーグ
Jクラブ

ファン サポーター
メディア
企業
行政
非営利団体
教育機関

この活動の主役は あなたです

サステナビリティ実現のためのアクションは、実は、壮大なものばかりではありません。ファン・サポーターの皆さまが、サステナビリティについて知り、クラブやそのパートナーが良い活動をしていれば応援してみる。こうしたアクションも、大きな意味を持つ一歩なのです。

そうした一歩が重なってはじめて、自治体や地域企業が手を取り合い、今よりも持続可能な社会の仕組みが前進していく。

自治体を動かす行政にも、地域企業にも、そしてファン・サポーターにも。それぞれに、できることがある。あなたにしか、できないことがある。 Jリーグと一緒に考え、未来を変えていきませんか。

※さまざまな活動の中で、地域の多様なステークホルダーとJリーグ・Jクラブが3者以上で連携して取り組む活動を「シャレン!」と位置づけて推進しています。

Jリーグと一緒に
あなたにできるアクションを
考えてみませんか

  • Jリーグクラブ数

    開幕当初は10クラブでスタートした
    Jリーグは、現在理念に賛同する
    全60クラブにまで増えています。

    60 クラブ

  • 全国カバー率

    Jクラブの所在地は日本全国
    (47都道府県)の89%をカバー。
    各地でホームタウンと連携しています。

    全国 89 %

  • スタジアム来場者数

    年間1,200試合でのべ約1,350万人。
    日本人口の10%以上の人々が、
    Jリーグのもとに集っています。

    年間約 1,350 万人

Message トップメッセージ

写真左:チェアマン 野々村 芳和 写真右:執行役員 辻井 隆行

スポーツの土台となる環境が、 少しずつ揺らぎ始めている

近年、猛暑や豪雨、台風など、自然環境の変化を強く感じる場面が増えています。それは、サッカーにとっても決して無関係なことではありません。子どもたちが外で思いきりボールを蹴る時間。週末に仲間と集まり、サッカーを楽しむ風景。スタジアムに人が集い、街が熱気に包まれる瞬間。

そうしたスポーツの土台となる環境そのものが、少しずつ揺らぎ始めています。Jリーグは、地域に根ざしながら歩んできたリーグです。だからこそ、地域社会や自然環境の変化に対しても、真正面から向き合う責任があると考えています。

一方で、こうした課題は、誰かひとりが勝って、誰かが負けるものでもない。みんなで未来を守れるかどうかが問われている課題です。だからこそ、Jリーグはサッカーやスポーツが持つ「人をつなぐ力」を信じています。クラブ、ファン・サポーター、自治体、企業、メディア、学校、非営利団体など。様々な立場の人たちが声を掛け合いながら、一歩ずつ前へ進んでいく。その積み重ねが、社会を変えていく力になると信じています。

100年後にも、 サッカーを楽しめる 風景を残していく

Jリーグが目指しているのは、単に環境負荷を減らすことだけではありません。100年後の子どもたちにも、サッカーを楽しめる風景を残していくこと。そして、今を生きる人たちにとっても、地域がもっと心地よく、活力ある場所になっていくことです。経済的にも、社会的にも、環境的にも持続可能な地域であること。それが、Jリーグの考えるサステナビリティです。

そのために必要なのは、「我慢」ではありません。もっと便利で、もっと楽しく、しかも自然にもやさしい。そんな新しい仕組みや選択肢を、地域とともにつくっていくことだと考えています。

Jリーグには、全国のホームタウンがあります。クラブには、人と人をつなぐ力があります。そしてファン・サポーターには、社会を前向きに動かしていく熱量があります。その力を掛け合わせながら、より持続可能な社会を実現するための応援団を増やしていきたいと思っています。

完璧さを求めるよりも、 みんなで一歩でも前へ

サステナビリティというと、難しく感じる人もいるかもしれません。でも、最初から完璧である必要はありません。専門的な知識がなくてもいい。「未来はこうあってほしい」と思う気持ちを持つことが、最初の一歩だと思っています。

Jリーグが大切にしたいのは、完璧さを求めるよりも、みんなで一歩でも前へ進むこと。スタジアムでの取り組みに共感する。地域の活動を応援する。誰かのチャレンジに「いいね」と声を掛ける。そんな小さなアクションの積み重ねが、社会の空気や仕組みを変えていく力になるはずです。

サッカーには、人を動かす力があります。地域をつなぐ力があります。未来の地球に、いいパスを。Jリーグは、みなさんと一緒に、その一歩を重ねていきます。

公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
チェアマン 野々村 芳和
執行役員 辻井 隆行

Jリーグのサステナビリティの歩み

1993

Jリーグ開幕 ホームタウン活動開始

地域に根差した スポーツクラブを掲げ、 開幕時からホームタウン活動を 各地域で開始。

1996

Jリーグ 百年構想発表

スポーツで、 もっと、幸せな国へ。

2011

TEAM AS ONE募金開始、 震災復興支援

2011年の東日本大震災の発災を受け、 「チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-」 というスローガンのもと義援金募金や 復興支援活動を開始。

2016
2017
2018

共創
プラットフォームへ

社会連携活動強化 「シャレン!」活動推進。

2019
2020

シャレン!アウォーズ 開催開始

2019年の活動を表彰する形で 初のアウォーズ開催。

2021

環境省との 連携協定の締結

気候変動対策をはじめとする、 地域に根差した 取り組みの推進を目指す。

2022
2023

サステナビリティ部新設 気候アクション開始

サッカー・地域の 持続可能性を高めるために設置。 2023シーズンの全公式試合 (年間1,200試合)の 電力由来CO2排出実質ゼロでの開催。

2024

サステナビリティ ロードマップの策定

短中長期的に今後リーグとして 目指すべき方向性・内容を まとめたロードマップを策定。 併せて気候アクションサイトを新設し、 同アクションのロードマップを発信。

2025

サステナビリティ事業 活性化プロジェクト開始

Jクラブの気候アクションに関する 取り組みを推進するプロジェクト。 本プロジェクトは、 日本財団の助成を受けて実施。

2026

Sport Positive Leagues 参画

Jクラブの気候アクション推進を 目的に国際的イニシアチブ 「Sport Positive Leagues」に参画

この風景を、 100 年先も。

J.League Climate
Action Partners

SHAREN!AWARDS