シャレン!/Jリーグ社会連携

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北海道コンサドーレ札幌

道内循環!キャップをリサイクルしてオリジナル黒板消しを教育現場へ寄贈しよう! 

北海道コンサドーレ札幌は独自のサスティナブルプロジェクトPASS(Positive Action for Sustainable Society)を展開しており、エコフレンドリーな試合運営を目指しています。ゴミの分別を促進しリサイクル率の向上を目指していた中、2024シーズンからスタジアムへのペットボトルの持ち込みが可能になったことをうけ、ペットボトルキャップの回収を始めました。回収されたキャップは北海道内のリサイクル工場へ運ばれ、教育現場で使用される黒板消しに生まれ変わります。2024シーズンはファンサポーターや選手スタッフの協力で集まったキャップをリサイクルして釧路市内の全小学校へ黒板消しを寄贈しました!

活動場所
大和ハウス プレミストドーム、釧路市内小学校、美唄市内日本理化学社工場
協働者
行政、 企業、 学校、 ファン・サポーター、 スタジアム、 選手
協働者名
株式会社 仐村上商店、日本理化学工業株式会社、釧路市教育委員会、ファンサポーター、選手・スタッフ

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト

2.釧路新聞

3.仐村上商店

4.公式X①

5.公式X②

ストーリー

2024年より大和ハウス プレミストドームでの試合開催時に条件付きでペットボトルの持ち込みが可能となりました。このことに着目し、ペットボトルのゴミ箱設置とともにキャップの回収ボックスを設けることで資源の回収を行ってまいりました。キャップは北海道内の文房具工場でリサイクルされ教育の現場で用いられる黒板消し(オレンジ色の部分)に生まれ変わります。クラブではこのことから本格的にキャップの回収を行い、北海道内の小学校へのオリジナル黒板消しの寄贈を目指して活動を行ってまいりました。

一連の企画には意義が4つありました。1つ目はゴミの削減です。これまでキャップはゴミとして扱われ有効活用されておりませんでしたが、資源として回収をすることで、ゴミの削減に繋がります。2つ目は障がい者雇用への寄与です。今回黒板消しを製造してくださった日本理化学工業株式会社では障がい者雇用を積極的に行っております。そのような企業にクラブがキャップという原料を提供し、黒板消しを仕入れることが障がい者雇用に繋がっております。3つ目は教育現場への寄与です。限られた予算で備品のやり繰りを行う小学校では古くなった黒板消しを継続して使用せざるを得ない場合がありました。そこに対してクラブや関係者が連携して黒板消しを小学校へ寄贈することできれいな備品を使用してもらえるというメリットがあります。4つ目は北海道内での循環です。スタジアムでキャップを回収し、北海道内の工場へ輸送し完成品を北海道内の学校へ寄贈するという一連の流れはすべて北海道内で行っており、道内循環という意義があります。

これら4つの意義を基に今年は1年目のシーズンとして活動を展開してまいりました。1年目の2024シーズンはクラブと連携関係にある自治体の小学校へ寄贈しようと考えていたところ、連携協定を結んでいる釧路市にある株式会社 仐村上商店が活動や意義に賛同してくださり、共同で釧路市内の小学校へ寄贈することとなりました。本プログラムはファンサポーターに協力してくださって集まったキャップに加えて選手やスタッフ、運営スタッフが試合日に使用するキャップの回収も行うことで多くの原料を確保し、リサイクルを経て釧路市内の小学校への寄贈に繋がりました。寄贈の当日は代表して釧路市立愛国小学校にて交流会ならびにセレモニーを実施いたしました。本活動は様々な意義があり、北海道のクラブにしかできない内容であるため、コンサドーレ独自のものであると考えております。

2024シーズンのスタートを経て2025シーズンはこの活動の輪がさらに広がり、少しでも多くの小学校にクラブオリジナル黒板消しが寄贈されるように取り組んでまいります。ご協力いただいたファンサポーター、企業の皆さま、ありがとうございました。2025シーズン以降も引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。

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