シャレン!/Jリーグ社会連携

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Jリーグをつかおう!社会のために。

ベガルタ仙台

障がいのある人もない人も一緒に楽しむスポーツイベント 『インクルーシブスポーツキャラバン』

共生社会の実現に向けて、障がいの有無や程度にかかわらず多様な人々が共にスポーツを楽しむことのできるスポーツイベントを2021年から実施。チアリーダーによるダンス体験、地元大学生が企画したレクリエーション、スクールコーチによるボール運動の3部構成のプログラムで行っています。また、知的障がい者サッカーチームの選手がキッズリーダーの資格を取得し、コーチとして一緒に参加。普段支援を受ける側が、サポートする側に回り、活動することで、生涯を通じてスポーツに関わるきっかけの場にもなっています。

活動場所
特別支援学校、地域の公共施設など自治体関係者や各教育委員会の協力のもと宮城県内各地で実施
協働者
行政、企業、学校、学生、一般社団法人、Sendai Forza (知的障がい者サッカーチーム)
協働者名
一般社団法人 Golazo、尚絅学院大学、Sendai Forza (知的障がい者サッカーチーム) 、宮城県内各自治体

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト①

2.公式サイト②

3.尚絅学院大学HP

4.ベガルタチアリーダーズInstagram

ストーリー

きっかけは、特別支援学校のPTAメンバーが企画したベガルタの親子試合観戦です。一部の保護者から「障がいでじっとしていられないうちの子は、どうせ楽しめない」というためらう声があがりました。
ですが、子どもたちはルールがわからなくても、ゴールが決まれば大喜び。みんなで一緒に楽しめた経験が現在の活動の糸口になりました。
それから障がいの有無にかかわらずみんなで楽しめる企画を考えようと、知的障がい児の保護者による支援団体“Golazo!”、尚絅学院大学、知的障がい者サッカーチーム“Sendai Forza”、宮城県多賀城市、そしてベガルタ仙台が協働した産学官連携による取り組みとして2021年にこの活動をスタートしました。

イベントの目的は大きく二つ。一つはスポーツを通して新しい仲間と出会い、保護者もともに交流を深めることで障がい者と健常者の相互理解を図り共生社会の実現を目指すこと。

もう一つは障がい者が運営側として活躍することで、生涯を通じてスポーツに関わるきっかけとなり、障がい児をもつ保護者の多くが抱える「将来の不安」解決の手がかりとすることです。実際にSendai Forzaの選手たちが「キッズリーダー」の資格を取得し、ボランティアのコーチとして参加者のサポートをしています。

2022年10月にはGolazo!、尚絅学院大と「インクルーシブスポーツキャラバン及び相互協力連携に関する協定」を締結。また、2023年11月にはこの取り組みを評価され、 Golazo!が令和5年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰の奨励活動表彰を受賞。さらにこの活動に参加したことをきっかけに選手が障がい児をもつ家庭の招待事業を実施するなど、多方面への広がりをみせています。

今後も障がいへの理解を広めていくとともに、共生社会の実現を目指しこの活動を継続して取り組んでいきます。

【参加者】
特別支援学校・学級の児童・生徒、小学校1〜6年生の児童

【活動実績】
2021~2024年 計37回開催、延べ参加者2,928名

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