シャレン!Jリーグ社会連携

徳島ヴォルティス
「街を元気に!塗装プロジェクト」
徳島ヴォルティスのオフィシャルスポンサーである南海プランナー様と協働し、学校の古くなった遊具など、街の施設を子どもたちや選手が塗装することで、街を明るく元気にしていくプロジェクトに2023年から取り組んでいます。徳島に根差す企業として創業50年の歴史を持つ南海プランナー様の塗料に関する豊富な実績と徳島ヴォルティスの影響力という双方の強みや経験を活かし、生まれ育った街や学校を綺麗にしながら子どもたちの地元に対する愛着を形成するほか、選手やスタッフとの交流を通して、子どもたちに夢や希望を与えるとともに、スポーツへの興味・関心向上を図ることを目的としています。
- 活動場所
- 徳島県立池田支援学校美馬分校
- 協働者
- 企業、 学校
- 協働者名
- 株式会社南海プランナー、徳島県立池田支援学校美馬分校
協働者の声
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株式会社南海プランナー/大川 琴未 氏
塗料とサッカーの強みを活かし、街を明るく元気にする活動を企画しました。毎回笑顔あふれる時間となり、喜んでいただけることを嬉しく思います。子どもたちにとって形に残る思い出をつくり、街を彩りながら地域の活性化に繋げたいと考えています。また、サッカーへの関心を高め、多くの人と徳島ヴォルティスを応援していきたいと思います。
活動詳細情報
1.南海プランナー
2.公式note
ストーリー
南海プランナー様と徳島ヴォルティスの協働事業として2023年にスタートした本プロジェクトは、これまでに合計3回実施しました。2023年10月に実施した第1回目は、選手3名が参加し、クラブハウスがある板野町の板野南小学校において塗装がはがれかけた壁を塗り直し、今でも遊び場として多くの子どもたちが利用しています。2024年3月に実施した第2回目は元選手でフロントスタッフである佐藤晃大CCO、石井秀典CCOが参加し、試合開催時に臨時駐車場として利用させていただいている鳴門市の里浦小学校の壁を子どもたちと一緒に塗り直し、臨時駐車場として使われた際には多くのサポーターの皆さまに喜んでいただいています。


2024年12月の第3回目も、佐藤CCO、石井CCOが参加し南海プランナー様のスタッフ、池田支援学校美馬分校の方々と一緒にグラウンド脇にある手洗い場の塗装作業をしました。塗装作業は、徳島ヴォルティスカラーのネイビーとグリーンの塗料を、広いところはローラーで、細かい作業は刷毛を使って塗っていきました。
塗装作業を初めて経験する生徒が多かったのですが、ローラーと刷毛を上手に使い分けて手際よく進めていました。生徒とCCOが協力し、時には会話を楽しむなど交流をしながら一緒に一つのものを完成させるという光景は、本プロジェクトの意義を感じられる場面でした。
途中塗装の天敵となる雨が降り始めてしまい、テントを急遽設置するなどのアクシデントもありましたが、南海プランナー様のサポートもあり徳島ヴォルティスのロゴと参加したCCOのサインを入れてなんとか塗り終えることができました。生徒の皆さんの顔は達成感であふれていました。
塗装が終わった後は、生徒、先生、CCOを2チームに分けてミニゲームをおこない、みんなでサッカーを楽しみました。
参加した生徒の皆さんにとってクラブと一緒に塗装したという思い出が残るとともに、自分たちが塗装したものが証として卒業後も残り、次の後輩たちに繋がっていく本プロジェクトを、今後も徳島の活性化のためにホームタウンを中心に継続して実施していきます。