シャレン!Jリーグ社会連携


レノファ山口FC
山口発!レノファがつなぐ、子どもの体力向上プロジェクト
山口県内の子どもの体力低下が課題となる中、レノファ山口FCは、山口県教育庁、明治安田と連携し、「子どもたちの体力向上と運動習慣の定着」を目指すプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、専門家による運動教室、健康教室や、新体力テストの測定に選手が参加し、楽しみながら運動習慣の定着を図る活動を実施しています。
また、教員、保護者の皆様と共に取り組むことで、プロジェクトを通じて、子どもたちが将来にわたり、心身共に健康に過ごせる環境づくりに貢献します。
- 活動場所
- 小、中学校(モデル校10校)、維新みらいふスタジアム
- 協働者
- 行政、 企業、 住民、 学校、 学生、 スタジアム、 民間団体、 選手
- 協働者名
- 山口県教育庁、明治安田生命保険相互会社、ミズノ株式会社
協働者の声
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山口県教育庁学校安全・体育課学校体育班 指導主事/有田 敏広 氏
「選手にアドバイスをもらって記録が伸びた」「運動が苦手な子が楽しそうに取り組んでいた」等、多くの感謝の声が学校から寄せられています。
全力で取り組む姿、記録が向上し喜ぶ姿からは、選手が子どもの運動意欲を引き出してくれていることを実感できます。
今後も、子どもたちの歓喜の声が広がるよう、支援していきます。
活動詳細情報
1.公式サイト
3.NHK山口
4.山口放送
ストーリー
レノファは、山口県教育庁および明治安田と連携し、地域の子どもたちの体力向上と運動習慣の定着を目指した「子どもの体力向上推進プロジェクト」を展開しています。
この取り組みは、子どもの体力低下が山口県の課題となる中、プロスポーツクラブのリソースを活用し、地域社会全体で課題解決を図る目的で開始されました。
本プロジェクトでは、運動の楽しさを伝え、興味関心を高めること、健康について知ることを目的に、新体力テスト測定への選手参加、専門家による運動教室、健康教室をモデル校10校(小学校5校、中学校5校)に対して実施しました。
新体力テストでは、プロスポーツ選手が測定に一緒に参加する事で、モチベーションの向上や、楽しく前向きに取り組むきっかけを提供し、運動、健康教室では、学校側の希望テーマ、内容に即した講師をレノファがつなぎ、学ぶ機会を提供しました。
さらに、ホームゲームの明治安田冠マッチでは、モデル校10校の生徒、保護者約1,000人を招待し、選手のプレーを実際に見る機会の提供や、スタジアム場外に設置した「新体力テスト体験ブース」にて、家族やファン、サポーターに実際に新体力テストを体験いただくことで、家庭や地域で、子どもの体力向上に繋がる環境づくりの啓発を実施しました。
今年度の取り組みは、明治安田を始め6団体と連携し、延べ参加人数は約5,000名となり、地域社会をつなぎ、巻き込み、多くの子どもたちにアプローチをすることができました。
取り組みの成果として、令和6年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果の体力合計点において、小5男女とも、全国平均との差が縮まり、中2男女では、全国平均を上回る結果となりました。
さらに、中2男子は、過去最高値を記録することができました。
今後は、新体力テストの測定から見えてきた課題や、運動教室の内容を元に動画を制作し、継続して、学校または家庭で気軽に楽しく運動に取り組めるツールとして展開します。
本プロジェクトは、明治安田から山口県への企業版ふるさと納税による寄付金を活動の原資とし、持続的に活動できる仕組みで実施しています。
子どもたちの健全な成長を支えるこの取り組みを、今後さらに県全域へと広げ、山口県の将来を担う子どもたちの、心身の健康を育んでいきます。
