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横浜F・マリノス
エコたわしプロジェクト ~ヤレバデキル!SDGsの輪を広げよう~
みなさん「エコたわし」をご存知ですか?
靴下の製造過程で出て、通常そのまま廃棄されてしまうはずの「はぎれ輪っか」を使って作る環境に“やさしいたわし” のことです。このプロジェクトは、エコたわしのワークショップや販売会を通して、多くの人に気軽に楽しくSDGsや環境問題に取り組んでもらいたいという思いのもと、ホームタウンの横浜市磯子区にある横浜市立杉田小学校(個別支援学級5,6年生)、クラブのサステナブルオフィシャルスポンサーである株式会社ツクイとともに、「エコたわし交流会」「エコたわし店」などを実施しました。
- 活動場所
- 横浜市立杉田小学校、日産スタジアム、ツクイ横浜栗木、プララ杉田
- 協働者
- 企業、学校、学生、スタジアム
- 協働者名
- 横浜市立杉田小学校(個別支援学級5,6年生)、株式会社ツクイ、プララ杉田
協働者の声
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横浜市立杉田小学校 教員/田辺 幸太郎 氏
個別支援学級の児童たちは、新しい繋がりの中で自信をもちました。お年寄りを敬い、褒められて嬉しいという経験もしました。「あれもこれも苦手だ」という思いばかり背負うのではなく、「これが得意だからやってみよう!」「やればできた!」を積み重ねました。みんなでSDGsに取り組むことに特別な思いをもちました。
活動詳細情報
4.産経新聞
ストーリー
2023年、杉田小学校は創立150周年の節目を迎え、個別支援学級では「160周年の杉田小をもっと大好きな学校にしよう!」というテーマのもと実施内容を検討し、エコたわしの取り組みを始めました。
児童たちは半年近くかけて多くのエコたわしを作成した後、校内・校外で販売会を実施し、自分たちが作ったエコたわしを、自分たちのチカラで販売しました。
販売会での売上金は児童たちのアイディアから、小学校用の図書購入と、能登半島地震の寄付金として使用されました。
そして2024年、「エコたわしの取り組みを、F・マリノスと一緒にもっと多くの人に広げたい!」という杉田小個別支援学級の先生と児童からの熱い思いに心を打たれ、連携してエコたわしプロジェクトを実施することとなりました。
今回(2024年)のプロジェクトでは3つの取り組みを実施しました。
1つ目は、日産スタジアムでのホームゲームイベント「SDGs FES 2024」の中で【エコたわし体験ブース】を実施し、老若男女多くのファン・サポーターがブースに訪れて、エコたわし作りを楽しんでいました。当日は任意参加でしたが、ほとんどの児童が参加し、元気にファン・サポーターの皆さんとふれあいました。
2つ目は、クラブのサステナブルオフィシャルスポンサーである株式会社ツクイとも連携して、ツクイのデイサービス(ツクイ横浜栗木)に児童が訪問して、施設利用者の方々と一緒にエコたわしを作る【エコたわし交流会】を実施しました。緊張しながらも、一生懸命ツクイの皆さんにエコたわしの作り方を教え、最後にはみんなが笑顔になる心温まる交流会となりました。
3つ目は、杉田小近隣のプララ杉田という商業施設で【エコたわし店】を実施し、児童たちがこれまで作ったエコたわし、そして一緒に交流会を行ったツクイ横浜栗木の皆さんが作ったエコたわしを、児童たちが笑顔で元気いっぱいに販売しました。この日のエコたわしの売上数は180個で、売上金は2023年と同様に、小学校用の図書購入と、能登半島地震の寄付金として使用される予定です。
今後もこのプロジェクトを継続し、SDGsの輪を、そして笑顔の輪を、もっともっと広げていきます!
