シャレン!Jリーグ社会連携


鹿児島ユナイテッドFC
無人駅を復活させる!「ゆなべーす喜入」の挑戦
2020年5月、鹿児島市南部の喜入地域で唯一、駅員が常駐していた喜入駅が無人駅になりました。「寂しくなる町の流れをなんとか変えたい」。住民と行政が一体となった取り組みと熱意により、駅舎内の旧駅事務室に新しく交流拠点が整備されることになりました。それを担ったのが喜入を練習拠点とする鹿児島ユナイテッドFCと、スポンサー企業である株式会社エヌ・ケイ・カスタマイズの共同事業体。多くの関係者の尽力により駅舎内に様々な工夫をこらしたカフェスペースが整い、「ゆなべーす喜入」が2025年4月に開業しました。
- 活動場所
- 喜入駅、喜入地域
- 協働者
- 行政、 企業、 住民
- 協働者名
- 鹿児島市役所喜入支所、株式会社エヌ・ケイ・カスタマイズ、九州旅客鉄道株式会社
協働者の声
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JR九州 工務部設備課 地域戦略担当/藤廣 佳佑 氏
鹿児島ユナイテッドFCや市と連携し、5年間無人だった喜入駅の旧駅事務室を、気軽に立ち寄れるコミュニティスペースとして整備しました。公式グッズ販売やファン・地域住民が参加する駅ベンチづくりなど、駅を舞台に地域とチームとのつながりが育まれており、無人駅活用のモデルとして他地域からも注目されています。
活動詳細情報
1. ゆなべーす喜入
3. 公式サイト
ストーリー
2026年の喜入駅では
鹿児島ユナイテッドFCの練習公開日にはサポーターたちが帰りに立ち寄って、豆から挽いたコーヒーやフレッシュなジュースなど、好みのドリンクでひと息つきながら、あれこれおしゃべり。
2025年4月にできたばかりの喜入駅内にある交流拠点「ゆなべーす喜入」には、喜入地域外からスポンサー企業の飲食店が手がけるお弁当やパン、スイーツなどが日替わりで並びます。
それまで喜入地域に飲食店は多くなく、ベーカリーもパティスリーもなかったため、地域の方々もお昼を買いに足を運ぶ景色が見られます。
無人になった駅ににぎわいを取り戻す!
近隣の喜入中学生をはじめ、高校生や社会人が通勤通学に使う喜入駅は、2020年5月に無人駅になりました。
地名にちなんだ「喜び入る切符」が縁起ものとして鹿児島市内外から購入に訪れる方もいるように、様々な観光資源はありましたが、このままでは町は寂れていくばかり。
「なんとか駅を起点にしたにぎわいを取り戻したい」と鹿児島市、喜入支所、地域団体などは連携します。翌2021年、鹿児島ユナイテッドFCの練習場が整備されたころから、JR九州と連携したウォーキングイベントを毎年開催して地域の魅力を発信。
地域の熱意を感じたJR九州が駅舎内の事務室を貸し出すことで、交流拠点の整備が決定しました。
鹿児島市の委託事業として交流拠点の整備と運営をすることになったのは、エヌ・ケイ・カスタマイズとクラブの共同事業体です。もともと企業向けITサービスを事業の柱とする同社ですが、ユナイテッドと縁が深い喜入という地域で、町おこしやtoC事業に挑戦したいという熱意でカフェを主軸にした「ゆなべーす喜入」の整備に尽力し、2025年に開業。
今も工夫をこらし、喜入内外の協力を集めながら運営に当たっています。
喜び入るまち喜入の新たな拠点に
喜入出身の社員の方々もカフェに入ってドリンクを提供。緑の人工芝が敷かれたお店の奥にはクラブのグッズやリユースPCも並び、「サッカー×IT×地域」が混じり合った空間です。
2025年8月にはJR九州の協力により駅の待合所も改装され、ワークショップで地域住民が手がけたベンチが並び、レンタサイクルも開始しました。
まだ「ゆなべーす喜入」は1年目ですが、地域の希望に満ちています。
たくさんの魅力が秘められた「喜び入るまち喜入」を発信して、地域内外の人たちが混じり合う拠点とするための挑戦は始まったばかりです。
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