シャレン!Jリーグ社会連携


ヴァンフォーレ甲府
声に耳を澄ませて― クラブが歩んだ20年と、パラスポーツセンターへの挑戦
地方クラブだからこそ、私たちは地域の小さな声に耳を傾け続けてきました。
2000年から始まった障がい福祉・障がい者スポーツへの取り組みは、特別な使命感からではなく、目の前にいる人と向き合う中で自然に生まれた活動でした。その積み重ねが地域の信頼となり、やがて山梨県立やまなしパラスポーツセンターの指定管理者公募へとつながります。プロスポーツクラブとして初めて挑戦し、選出されたこの出来事は、地方クラブが社会に果たせる役割を示す一つのモデルロールとなると感じています。
- 活動場所
- 山梨県内各所、山梨県立やまなしパラスポーツセンター
- 協働者
- 行政、 住民、 学校、 学生、 ファン・サポーター、 民間団体、 一般社団法人、 ボランティア、 病院、 プロスポーツクラブ
- 協働者名
- 山梨県、山梨県障がい者スポーツ協会、山梨県パラスポーツ指導者協議会、山梨ブラインドサッカークラブ、山梨ペンギンズ、山梨県ボッチャ協会、山梨県フライングディスク協会、神奈川県ゴールボール協会、社会福祉法人あそびじゅく、山梨県理学療法士会、山梨学院大学、山梨県立大学
協働者の声
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山梨県知事部局 観光文化·スポーツ部スポーツ振興課 パラスポーツ担当
山梨県立やまなしパラスポーツセンター 指定管理担当/深沢 真一郎 氏全国初のプロスポーツクラブによるパラスポーツ施設運営に携わり、クラブの発信力とネットワークを活かした新モデルに大きな可能性を感じています。これまでの地域と連携した活動をベースに多様な事業を展開し、利用者目標を9ヶ月で達成。今後もパラスポーツの未来と地域スポーツ文化発展のために挑戦を続ける姿に期待!
活動詳細情報
2. 公式YouTube
ストーリー
ヴァンフォーレ甲府の障がい福祉への取り組みは、2000年のクラブ経営危機、地域の支援を求め「靴底を減らせ」という一言から、地域を歩き回り、地域と繋がり、地域の声に耳を傾け続けてきました。
2001年
「新規開校するかえで支援学校と交流をするから、全員で行ってくれ」
その一声から、TOPチーム全選手、スタッフが参加する年1回の交流会が始まりました。
その後、医療機関との交流、視覚障がいサッカーへの協力、知的障がいのある方々とのサッカー・フットサル活動など、医療機関や大学との連携事業が少しずつ広がっていきました。そこには、「正解」も「完成形」もありません。参加者の体調や心の状態に合わせて形を変えながら、続けてきた日々の積み重ねがありました。
地方クラブであるがゆえに、地域との距離は近く、声は直接届きます。「楽しかった」「またやりたい」「もっとやってほしい」そうした言葉一つひとつが、活動を続ける原動力でした。
やがてその取り組みは、地域の中で「当たり前の存在」となっていきます。そして山梨県がパラスポーツセンターの指定管理者を公募した際、私たちは初めて“挑戦する側”として名乗りを上げました。プロスポーツクラブとして、指定管理に挑む前例はありません。不安もありましたが、これまでの歩みが背中を押しました。
結果として、プロスポーツクラブとして全国で初めて、パラスポーツセンターの指定管理者に選出されました。それは、華々しい成果というよりも、「これまでやってきたことが間違っていなかった」と地域から静かに認められた瞬間でした。
この出来事は、地方クラブが無理に背伸びをせず、地域の声に耳を傾け、自然体で活動を続けることで、社会の中で大きな役割を担えることを示しています。
「地方だからこそできることがある」
「スポーツクラブだからこそ繋げられる人がいる」
この場所を拠点に、これからも皆んなの笑顔を繋ぎ、誰もが住みやすい街に貢献してまいります。
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